フジテレビの倉田大誠アナウンサーが、同局系バラエティ番組『新しいカギ 2時間SP』(10日20:00~)で、スケボーのコントに参加する。

  • (左から)長田庄平、倉田大誠アナ、松尾駿=フジテレビ提供

今回のコントは「スケボーゴン攻めビッタビタ選手権」。スタジオには、20m以上はありそうな長いスケートボードのコースが作られ、その先に氷水がたっぷり入ったプールが準備されている。こちらのコントでは、レギュラーメンバーの松尾駿、せいや、粗品、菊田竜大、秋山寛貴、岡部大が、それぞれスケボーに乗ってゴン攻めし、氷水に落ちる手前のビッタビタゾーンに止まれば、チャレンジ成功というゲーム形式のコントだ。そんな選手権の実況を務めるのが倉田アナ、その隣で解説を務めるのが、長田庄平演じるオサジリとなっている。

コースには、違う傾斜の坂が3つついており、どの坂を下るのか、そしてどんな姿勢で降りてくるかはそれぞれの判断に任せられている。メンバーがそれぞれ個性豊かな滑り方でゴン攻めしてくる様子を、倉田アナは普段のスポーツ実況同様、事前に仕入れたメンバーらのプチ情報を交えながら、五輪実況を彷彿とさせるような切れ味鋭い中にも温かみのあるコントらしからぬまじめな実況で、笑いを誘う。

長田演じるオサジリも、実際の東京五輪のスケートボード女子ストリート・決勝で解説を務めたプロスケートボード選手・瀬尻稜を思わせる言葉選びで、面白おかしく「ゴン攻め」「鬼ヤバイ」などの若者表現を交えながら、6人の滑りだけではなく、笑いの取り方についても解説。倉田とオサジリの絶妙な掛け合いにも注目だ。

コント冒頭では五輪で話題となった実況について、松尾から倉田アナに対し、「あのフレーズは、前から考えていたものだったのか?」と、誰もが気になっていた質問が。倉田アナからは意外な返答があり、レギュラーメンバーは「え~!? そうだったの?」と興奮の声をあげる。

最初は慣れないバラエティの収録に戸惑った様子を見せていた倉田アナだったが、競技に入るとさすがの話術でコント全体がまるで五輪中継を見ているかのような、雰囲気を作り出している。

倉田アナのコメントは、以下の通り。

――『新しいカギ』のコントに参加すると聞いた時の気持ちは?

まず選手権の名前が…。打診を受けたときにビックリしました。この言葉がコント名で使われるのかというのが衝撃的でした!

――実際コントに参加してみていかがでしたか?

セットが豪華!フジテレビの勢いのある番組で、いま旬の芸人さんを集めているだけあって、力のいれ具合に圧倒されました。出演者の皆さんもオーラがありますね。実はチョコプラさんが好きで、よく動画を見ているので、ご一緒にお仕事ができるということに少し興奮状態でした。年齢も同じくらいなんですよね。

――これまでのスポーツ実況の経験を生かすことができましたか?

別物でした。全く別物です!やはりバラエティの独特の空気感ってありますよね。突然起こりうる笑いのビッグウエーブに乗るのか難儀でした。スケボーに乗るよりも難しかったです。

――オサジリさんとも息が合っていましたが、実際のオリンピックの実況と比べていかがでしたか?

オサジリさんはおそらく、瀬尻さんを超える名言を生み出していたのではないでしょうか。相当ニューワードが飛び出していましたね。プロフェッショナルですよね、何でも模してしまうし、本家を上回ってしまう所がありますよね。

――今後も機会があれば『新しいカギ』で挑戦してみたいですか?

ボクなんかが?勘弁してください…。でも呼んでいただけるのであれば、迷惑で無ければ、そしてお力になれるのであれば出てみたいなという思いです。

(C)フジテレビ