小説家・伊坂幸太郎氏の同名小説を実写映画化した恋愛群像劇『アイネクライネナハトムジーク』(19)が、dTVで配信スタートした。

  • 『アイネクライネナハトムジーク』(C)2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

主人公の佐藤は、好青年ながら優柔不断で、運命的な出会いを待つばかりの独身男。ある日、街頭アンケートの仕事を押しつけられ、歩道橋の上で歌うストリートミュージシャンの歌を聴いていると、偶然隣に女性が通りかかり、アンケートに答えてくれることに。佐藤は、その本間紗季という女性とまさしく運命的な出会いを果たす。

そこから、佐藤と紗季を軸に、佐藤の大学時代からの友人・織田一真とその妻の由美、由美の友人の美奈子、美容師として働く美奈子の常連客の香澄――という風に、意外な伏線で結びついた人々の群像劇が展開。さらに10年後へと舞台を移し、成長した織田の娘・美緒の世代も巻き込んで拡がっていく物語の中で、果たして佐藤と紗季の出会いは幸せな結末にたどり着けるのか。

同作では、佐藤役を故・三浦春馬さん、紗季役を多部未華子が演じるほか、織田役に矢本悠馬、美奈子役に貫地谷しほりなど豪華キャストが共演している。