dTVで日本独占配信中の超・大型オーディション番組『LOUD』(全15話を予定)の第11話(3日0:00〜)と第12話(4日0:00〜)の場面カット、現在配信中の第10話ダイジェスト映像が1日、公開された。

  • 左からJ.Y. Park、PSY

『LOUD』は、JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン(J.Y.Park)とP NATIONの代表であるPSYの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させるオーディション番組。オーディションに参加するのは「2000年1月1日以降に生まれた男性」という応募条件のもと、6名の日本人を含む各国から集まった総勢73名。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準で、さまざまなステージに挑戦する。そして両プロデューサー2人の合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組とP NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループとしてデビューするまでの軌跡を描く。

波乱の展開が続くキャスティングラウンドの最終回となる第11話では、一般参加者の中でファン投票でも常にトップで、人気と実力を兼ね備えた日本人参加者のケイジュが、髪をかき上げたヘアースタイルとブラックのスーツというクールな出で立ちで登場。パフォーマンス前からプロデューサーの視線を独占したケイジュが選んだのは、妖艶なダンスが特徴のカイ「Mmmh」。直前までいつものかわいらしい笑顔を見せるが、曲が始まると一転、美しいラインを活かしたセクシーなダンスを披露する。両プロデューサーもお手上げの圧巻のパフォーマンスに、両事務所共にキャスティングボタンが押され、キャスティングの権利がケイジュに渡るとプロデューサーたちの熾烈なアピール合戦がスタート。PSYが「JYPは特に日本で知名度が高い事務所です」と前置きしつつ、「誰かの後ろに付いていくか、最初の誰かになるか、それを考えてください」と甘い言葉で誘惑すると、J.Y.Parkも負けじと「いま準備中のデビュー曲に僕の頭の中にケイジュのパートがある」と猛アピール。すでにキャスティングされた参加者たちが見守る中、果たしてケイジュの心をつかむのはどちらの事務所なのか?

そして第12話では、キャスティングラウンドで所属事務所が決定した参加者たちが最終的なデビューメンバー入りを目指す、第6ラウンドの“生放送ラウンド”が開幕。先行して韓国で生放送された第6ラウンドで、各チーム3つのステージを繰り広げ、視聴者投票によって決まった勝敗で脱落人数が決定するというルールだ。

1つ目のアイデンティティーミッションでは、事務所のカラーを代表する一曲同士の対決で、PSY率いるP NATIONは所属歌手でもあるJessiのヒップホップナンバー「NUNU NANA」をアレンジした「I’m Your Brother」を、そしてJ.Y.Park率いるJYPはJYP創世期を支えたベテラングループ・2PMの「Again&Again」をそれぞれセレクト。P NATIONチームは宿舎生活で培ったチームワークを武器に、LEDを使ったド派手な演出でエンターテイメント性あふれるステージを披露すると、J.Y.Parkも思わず「最初のステージでLEDまで使って次のラウンドはどうするつもり?」とPSYにクレーム。一方のJYPチームは、メンバー全員の動きがピタリとそろった、K-POPの王道の群舞ダンスを披露。PSYも「鳥肌が立った!」と絶賛し、アイドル事務所の老舗としての風格を見せつけた。

2つ目は同一曲ミッションとして、2003年に大ヒットしたイ・ヒョリ「10 Minutes」を各事務所が異なったアレンジを加えて披露。プロデューサーにとっても腕の見せ所となるこのミッションで、P NATIONはダンディなディスコ調の一曲を用意する。セクシーな魅力が詰まったステージに、雰囲気ある振付を与えたことを心配していたというPSYは「短期間で仕上げたなんて信じられない!」と想像以上のパフォーマンスを褒めたたえた。続いてJYPはロック調の一曲に挑発的な自作ラップを乗せた一曲を用意。チームの最年長メンバーと最年少メンバーのユニットが強いメッセージを込めたステージを披露すると、決してここまで順調に進んできたわけではない彼らに、J.Y.Parkも「彼らは足りないものを修正して、補うことができました」と、その成長ぶりを称賛した。

最後の対決はジャンルの異なる2曲を組み合わせたクロスオーバーミッション。各事務所のエースが登場する注目の対決でもあるが、P NATIONチームはK-POPのダンスナンバーであるEXO「Growl」と、大ヒットしたシンフォニーロックのN.EX.T「Lazenca, Save Us」を組み合わせた壮大な一曲を披露し、メンバーの個性を生かした強烈なステージでJYPチームを圧倒する。対するJYPチームはトロットと呼ばれる韓国演歌曲のチェ・ベクホ「浪漫について」とBTS(防弾少年団)「IDOL」をミックスした斬新な一曲を披露。この意外な組み合わせはPSYからも「元々一曲であるかのように見えました!」と歓迎され、実力者ぞろいのJYPチームの安定したパフォーマンスがK-POPの新たな未来を開拓した。

『LOUD』はdTVで日本独占配信中(3話まで公式YouTubeにて無料配信中)、3日午前0時に11話、翌日4日午前0時に12話、最終回(15話)は日韓同時生配信。なお、最終回の日韓同時生配信はノーカット版で日本語字幕がなく、後日字幕付きでアーカイブ配信する。