JR東日本盛岡支社は31日、花輪線(好摩~大館間)が10月17日に全線開通90周年を迎えることを記念し、同日に「花輪線90周年記念号」を特別運行すると発表した。びゅうトラベルサービスにて、現在も稼働している荒屋新町駅の転車台見学や限定グッズがついた旅行商品も発売される。

  • 「花輪線90周年記念号」はリクライニングシートを備えたキハ110系2両編成で運行

「花輪線90周年記念号」は、リクライニングシートを備えたキハ110系2両編成を使用し、10月17日に運行。盛岡駅を12時54分頃に出発し、滝沢駅、北森駅、荒屋新町駅、鹿角花輪駅、十和田南駅に停車。大館駅に16時52分頃に到着する。旅行商品限定の団体臨時列車となるため、乗車する際は専用の旅行商品を購入する必要がある。

旅行商品「ネット申込限定 特別運行! 団体臨時列車『花輪線90周年記念号』乗車の旅」では、「花輪線90周年記念号」の乗車に加え、荒屋新町駅の転車台にて保守用車を乗せて稼働するところを見学でき、乗車記念として当日のヘッドマークデザインと同デザインのコースターとサボ風プレート(いずれもアクリル製)がプレゼントされる。

  • 荒屋新町駅の転車台

  • サボ風プレートのイメージ

旅行商品はびゅうトラベルサービス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて、9月2日14時に発売される。旅行代金は大人9,900円・小人8,900円。募集人員は30名(最少催行人数20名)となっている。