タレントとして常に心がけていることは、「挨拶は大きい声で。ご飯を出してもらったら残さないで食べる。ポイ捨ては絶対しないというのも決めています」。また、「何でも当たり前に思わないように、というのが自分のモットーです」と明かし、「太陽が出るのも当たり前じゃないし、近所におじさんがいるのも当たり前じゃないし、草が生えているのも当たり前じゃないなと。すべてに感謝しようと思っています」と話した。

「当たり前に思わない」「すべてに感謝する」という意識が芽生えたのは、「生まれたときから」とのことだが、「引退してから特にそう思うようになりました。サッカーの時もチームでやっていましたが、今も共演者やスタッフさんの方たちとみんなで一つのものを作っているので、みなさんに感謝しています」と、タレントの仕事でさらに強く感じているという。

先日行われた『スペース・プレイヤーズ』公開直前イベントでは、ともに声優を務めたココリコの田中直樹やマヂカルラブリーの野田クリスタルらに「どこから声を出していましたか?」「私は肩から」などと話し、ツッコミが殺到。バラエティ番組でも丸山の珍発言にたびたび笑いが起こっているが、「とにかく自分が思ったことを言うようにしています」とのことだ。

どの仕事も楽しいという丸山だが、トークはいつも緊張するのだそう。「自分が何言ってるのか、たまにわからなくなる。サッカーは緊張しなかったですけど、こういう仕事は緊張するので、テーマから外れたことを言っちゃったりするんです。でも、MCや周りの方たちがいつも助けてくれます」

そして、「自己評価より、周りの人がどう思ったかが一番重要」と考え、収録後などはマネージャーに「話ズレてなかった?」「言ってることわかった?」などと確認しているという真面目な一面も。続けて、「日々反省していますが、褒めて伸ばしてもらうタイプで、自由奔放に飛び立ってます」とニヤリ。芸能界の先輩からも「自分らしくそのままで」と言ってもらうことが多いそうで、「だから、ありのままの自分でいられているのかな。私は私ですし。自分ができる範囲で全力で頑張ろうと思っています」と語った。

5年間のタレント活動で成長できたことを尋ねると、「もともと人見知りだったんですけど治りました」と告白。「毎日タレントの方たちに会うので。皆さん縁起がよくてオーラもあってパワースポットみたいじゃないですか(笑)。そういうのを吸い込んでいたら治りました」と話した。