昨年9月4日に元サッカー日本代表の本並健治氏と結婚してからまもなく1年。「早くないですか!? 本並さんとも『早いな』って話しました」とあっという間だったようで、新婚生活について尋ねると「家に帰って人がいるってすごくいいなって。いろんな気持ちをわかってくれますし、今この時に一緒にいられているのは、すごくプラスだなと思います」と幸せを感じている様子。「年齢は離れていますが困ることもないです。演歌を聞く聞かないとかっていうのはありますけど」と笑った。

TBS『ラヴィット!』で夫婦そろって月曜レギュラーを務めるなど、夫婦共演も。「心強いです。守護神ですから。フォワードとフォワードだと同じになっちゃいますけど」と、現役時代のフォワード(丸山)とゴールキーパー(本並)というポジションのまま、いいバランスのようだ。

今回、声優初挑戦が叶った丸山。今後の目標を尋ねると、「結婚しても仕事は変わってないですし、子供を産んでからも、子供が大きくなっておばあちゃんになってからも、ずっと同じことができる人がいいかな」と、生涯タレントを目標に。「こんな楽しい世界があるんだなって思いました。芸能界に集まっている人は、みんなめちゃくちゃいい人たちだと思います。そういう人たちと一緒にいると自分も運気が上がる感じがするので、この世界に連れてきてもらって感謝しています」。やはり芸能界は丸山にとってパワースポットのようだ。

とはいえ、芸能界も競争があり苦労も当然あるはず。そう思ったが、「苦労なんてないです」と否定。「サッカーのほうがよっぽど大変でした。私、へディングで顔面突っ込まれて、眉毛のところも鼻も曲がったんです、昔(笑)。芸能界は、削り合いとか、突っ込んできたりしないじゃないですか。本当にみんなに優しくしてもらっています」と話した。

また、「今回声優のお仕事をさせていただきましたが、まだやってないことがたくさんある。たらいが上から落ちてくるのもやってもらってないですし、ドラマのお仕事もあまりやってないですし、いろんなことに挑戦していけたら」と幅広い仕事に意欲を見せる。「子供は欲しいと(夫婦で)話しているので、もうちょっとしたら妊活しようかなと思ってます。子育てもすごく興味があるので」とママ願望も告白した。

最後に改めて『スペース・プレイヤーズ』の魅力を、「面白いだけじゃなくて、行き着くところは、やっぱ愛だなって。『愛がすべてじゃない』と言う人もいますが、やっぱり私は愛がすべてだなって思ったし、『一緒にいる時間を大事にしよう』『チームワークをもっと大事にしよう』ということも気づかせてくれる作品。本当にたくさんの人に見てもらいたいですし、人は家族や友達がいて愛情に支えられているということも改めて感じたので、両親にも早く見てもらいたいです」と魅力をアピールした。

■丸山桂里奈
1983年3月26日生まれ、東京都出身。元サッカー日本女子代表。2002年、第14回アジア競技大会の北朝鮮戦でなでしこジャパン代表デビュー。2003年、第4回FIFA女子ワールドカップ出場。2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピック出場。2011年、第6回FIFA女子ワールドカップで優勝を飾る。2012年ロンドンオリンピック準優勝。2016年に現役を引退した後、タレントとしてバラエティ番組を中心に活躍。プライベートでは、2020年9月4日に元サッカー日本代表の本並健治氏と結婚した。