映画『鳩の撃退法』 (8月27日公開)の公開初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、豊川悦司、タカハタ秀太監督、堀込高樹(KIRINJI)が登場した。

  • 左からタカハタ秀太監督、豊川悦司 、藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、堀込高樹

    左からタカハタ秀太監督、豊川悦司 、藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、堀込高樹

同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。

この日は「鳩落とし」と題して、キャスト陣がだるま落としに挑戦する。1番手の藤原はハンマーを持って意気込むも、下のパーツを風間の方に飛ばし、風間は「もう完全に僕を狙ってたんじゃないですか」とツッコミ。その後順調に後続のメンバーも成功していき、再び最後を任された藤原に対して風間がゴールキーパーのように構えていた。

コロナ禍前に行われた富山での撮影について聞かれると、豊川は「竜也くんが毎晩飲みに行ってましたね」と明かす。「一緒に行くことはなかったんだけど、行くと必ず『ここ、藤原さんの行きつけの店ですよ』と言われて、また違う店に行くと『あっ、昨日藤原さんいらっしゃいましたよ』と。それが4〜5軒ぐらい続いたので、多分全部の店に行ってたんだろうなと思いました」と指摘し、藤原も「制覇しましたね」と認めていた。