マイボイスコムは8月18日、第11回「生命保険の加入実態に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2021年7月1~5日、調査対象は10~70代の個人、有効回答は1万325人。

生命保険の加入者は8割

  • 加入している生命保険会社の中で、最も多く保険料を支払っている会社はどこですか?

生命保険の加入者は全体の8割。加入している生命保険会社の中で、最も多く保険料を支払っている会社は、「アフラック」が9.3%、「県民共済」が8.3%、「日本生命」が8.0%、「かんぽ生命」が5.8%、「第一生命」が5.2%などとなった。

加入している生命保険の種類を尋ねると、「医療保険・入院保険」が最も多く75.5%。次は「死亡保険」の60.7%で、男性40~70代で高い傾向がみられた。

生命保険の申込み方法については、「知り合いや紹介を受けた営業職員、保険外交員を通じて」が33.3%、「自宅や勤務先に訪問してくる営業職員、保険外交員を通じて」が22.4%、「勤務先を通じて」が12.4%との順に。保険会社別にみると、「チューリッヒ生命」「楽天生命」主加入者では「インターネットで申込み手続き(すべてインターネット)」、「オリックス生命」主加入者では「ファイナンシャルプランナーなどの専門家を通じて」が1位だった。

生命保険の加入・見直し意向については、「現在加入の生命保険を継続したい」が30.6%、「現在加入の生命保険に追加して加入したい」が4.3%となった一方、「生命保険には当面加入しない」との回答も30.6%を占めた。

生命保険の加入に関する不満・不安としては、「何かあったときにきちんと支払われるのかどうか」(男性40歳)、「加入した後、しばらくマイナスになる保険が多いのとその期間が10年くらいあり長すぎること。年末調整で控除が受けられるが、それ以上の金額を契約していた場合意味がないこと。いまだに印鑑必須の保険会社があること」(女性35歳)といった意見が寄せられた。