俳優の斎藤工、白石麻衣、戸塚純貴が13日、テレビ朝日系ドラマ『漂着者』(毎週金曜23:15～※一部地域を除く)のインスタライブに登場した。

  • 左から戸塚純貴、斎藤工、白石麻衣＝テレビ朝日提供

世間を騒がせている事件を解決に導く謎の男・ヘミングウェイを演じる斎藤、彼の謎を追う新聞記者・新谷詠美役の白石麻衣、イマドキの若者でひょうひょうとした刑事・野間健太を演じる戸塚。インスタライブでは、“犯人”以外は先を知らされていないというキャスト陣自らこの先の展開を予想した。

戸塚が「いろんな事件が起きてるじゃないですか。だから僕はヘミングウェイはクローンで、実は1人じゃないんじゃないか」とヘミングウェイが複数存在する説を唱えると、斎藤は「2万体くらいいるのかな」、白石は「足のタトゥーに番号が入ってるとか!」と早速考察が盛り上がる。

斎藤は、ヘミングウェイの動画を配信する女子高生の1人・ペリが怪しいといい「『しあわせの鐘の家』の鐘の形と髪型が一緒なんですよ。犯人かどうかは分からないけど、しあわせの鐘の家と通じてるんじゃないかな」とヘミングウェイが暮らすNPO法人「しあわせの鐘の家」との関連を疑う。

また戸塚は、事件以外にもヘミングウェイと詠美の関係が気になると話す。「だんだん距離感が近づいているのが気になっていて。詠美が飲まれていく感じというか……。知れば知るほど怪しい人物が出てきたり、怪しい人が正義だったりする作品。そんな中で今後も2人の関係に注目していきたい」と語った。戸塚の意見に白石も「詠美はどんどんヘミングウェイに惹かれていく。ヘミングウェイに近付くことで、事件に巻き込まれるんじゃないかなと私も思っているし、覚悟してます」と頷く。

斎藤は改めて「このドラマは考察をすると何倍も楽しめる」とアピール。YouTube等で公開されている視聴者作の“考察動画”もチェックしているといい「誰とは言わないんですけど鋭い方がいらっしゃって。台本を新たに頂いたときに『あ! あの人!』と驚きました」と明かす。そして「見逃し配信で1話から見られるので、考察を含め楽しんでもらえたらうれしいです」と呼びかけた。

きょう放送される3話には、ヘミングウェイの婚約者と名乗る謎の女・古市琴音(シシド・カフカ)が登場する。