藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(2022年公開)の特報映像、初ビジュアル、新キャストが11日に公開された。

映画『ノイズ』

映画『ノイズ』

同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。

今回解禁になった特報映像は、不気味な猪狩島の全貌から始まり、冒頭ではいきなり圭太が人を殺してしまうシーンが。「島も、俺も、終わりだよ」と苦悩する圭太に、真一郎が「全部、なかったことにしましょう」と声をかけ、3人は困惑しながらも死体を隠すことを決意する。対照的に、島の復活に喜びの声を上げる島民の姿が交互に映し出され、島の未来を背負う圭太たちに重くのしかかるプレッシャーも。さらにはこの殺人をきっかけにのどかだった猪狩島が一変し、迫りくる県警や、不穏な動きを見せる保守的な島民たちの姿が描かれる。

併せてティザービジュアルも解禁され、周囲を伺うような鋭い目線を向ける圭太、純、真一郎の背後には殺害されたサイコキラーの姿も見られる。さらに島に突如訪れたノイズーサイコキラー・小御坂睦雄を渡辺大知が演じることも明らかに。小御坂は、かつてのストーカー殺人を犯した元受刑者のサイコキラーで、ある日突然猪狩島に訪れ、不穏な空気を漂わせながら圭太の娘に音もなく忍び寄っていく。

渡辺大知 コメント

この映画は日常に起こり得る、人間同士の関係性が作る恐怖に焦点を当てた映画だと思います。
そして僕の役柄は登場人物たちの平穏な生活を揺さぶる、まさに「ノイズ」のような存在でした。
でも、そんな「ノイズ」の僕を、現場のスタッフ・キャストの方々はとても温かく迎え入れてくれました。
素敵な縁をいただき、感謝しています。

(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会