そもそも個人チャンネルで人気のYouTuberがユニットを組んだのは、YouTuberの人気は普遍的なものではなく挑戦し続けなければならないと彼らは考えているから。

「ゲーム実況で人気を得てきた我々ですが、リスナーに支持し続けてもらうには、常に変わっていかないといけないと考えています。もちろん、ゲーム実況は配信の根幹として継続していきますが、新たな挑戦もしていかなければならないわけです」(からつけあっきぃ)。

「真面目に答えるとそんな感じなんですが、それと同時に『かましたい!』という気持ちもあります。YouTube界隈的にも、世間的にも6時のおやつすげーって言ってもらいたいんです」(ぷりっつ)

楽曲リリースは単発の企画ではなく、6時のおやつの数ある活動のひとつとして、捉えている。「おやつじかけの☆ワンダーランド」は、7月30日にMVが公開されているが、今後も定期的にオリジナル楽曲をリリースし、ゆくゆくはオフラインでのイベント開催も視野に入れている。

「今は情勢的にも難しいですが、将来的には6時のおやつの文化祭をやってみたいですね。音楽ライブも始め、いろんなことをわちゃわちゃやりたい。テーマパークみたいな感じのイベントができたら良いなぁ」(からつけあっきぃ)

「イベントでは身体を動かすこともしてみたい。運動会みたいな感じでやりたい」(なーな)。

夢を膨らませるメンバーたち。YouTubeのみならず、様々なシーンでの活躍が期待される6時のおやつの今後に注目だ。

■6時のおやつ
ぷりっつ、からつけあっきぃ、かあいいちゃん!!、なーなの男女4人で構成されたYouTuberユニット。「6時のおやつ」としてのYouTubeチャンネルのフォロワーは約26万人を超え、月間再生数は毎月600万回を超えている。彼らはフォートナイトやスプラトゥーン、マインクラフトなどの様々なゲーム実況をメインとした動画クリエイターとして活動しており、メンバー全員のCH登録者数を合計をすると250万人を超える。ぷりっつ、からつけあっきぃ共にそれぞれ個人でYouTube活動を行なっているが、2020年初頭にぷりっつがかあいいちゃん!!を、からつけあっきぃがなーなを弟子に迎えたのち、弟子を絡めた企画動画が人気を博したため、2020年5月に「6時のおやつ」のユニットを立ち上げた。その後、かあいいちゃん!!、なーなも個人チャンネルを開設した。