ホンダアクセスは8月5日、「家族での長距離ドライブに関する調査2021」の結果を発表した。同調査は7月2日~7日、 自家用車を運転することがある20歳~59歳の男女ドライバー1,000人(男性500人、女性500人)を対象に、インターネットで実施した。
高速道路の電光掲示板に渋滞情報が出ていたら、どのようにすることが最も多いか、渋滞の長さ別に尋ねた。5kmの渋滞のときと10kmの渋滞のときは、「ルート変更せずそのまま走行を続ける」(5kmの渋滞69.7%、10kmの渋滞41.0%)が最も高かった。一方、20km~40kmの渋滞のときでは「一般道に降りて走行を続ける」(20kmの渋滞32.9%、30kmの渋滞39.2%、40kmの渋滞42.5%)が最も高かった。
高速道路を走行する際のトイレ対策について聞くと、最も多い回答は「高速道路の流れがスムーズなうちにSA・PAでトイレを済ます」(71.8%)だった。次いで、「高速道路にのる前にトイレを済ます」(64.4%)、「カフェインが含まれている飲み物を控える(コーヒー、お茶など)」(18.4%)となっている。
男女別にみると、女性では「カフェインが含まれている飲み物を控える(コーヒー、お茶など)」(24.6%)が、男性(12.2%)と比べて12.4ポイント高かった。
長距離ドライブの際に、助手席の家族にやってもらえるとうれしいことを尋ねると、「飲み物・お菓子の手渡し」(49.2%)が最も多く、「話し相手になる」(47.0%)、「道案内」(42.0%)、「カーナビの操作」(40.5%)、「周辺情報の確認(美味しいお店を調べてくれるなど)」(33.3%)が続いた。
男女別にみると、女性では「道案内」(51.8%)、「カーナビの操作」(48.6%)、「料金所でお金を用意する」(28.6%)が、男性(順に32.2%、32.4%、13.6%)と比べて15ポイント以上高かった。
長距離ドライブの後、家族からどのような言葉をかけられるとうれしいか尋ねたところ、、配偶者(夫・妻)からの言葉では、「お疲れ様」(59.5%)、「ありがとう」(53.0%)が多かった。「楽しかったね」(31.2%)、「またドライブしようね」(24.0%)、「安心して乗っていられたよ」(11.6%)と続いている。
子どもからの言葉では、「ありがとう」(45.0%)と「楽しかったね」(44.0%)が特に高くなっている。以下、「またドライブしようね」(32.1%)、「お疲れ様」(24.4%)、「運転上手だね」(10.5%)という順になった。男女別にみると、男性では「ありがとう」(42.4%)、女性では「楽しかったね」(52.2%)が最も多い。
夏の長距離ドライブ中に経験した"夏ならではのトラブル"を聞いたところ、1位は「クルマに置いておいた飲み物がぬるくなる」(36.8%)だった。2位は「ハンドルが熱くなって持てない」(30.6%)、3位は「片側だけ日焼けする」(24.6%)、4位は「シートが熱くなって座れない」(14.8%)、5位は「エアコンが効きすぎて寒くなる」(13.1%)だった。