ヤマハ発動機は10月28日から順次、排気量64cm3~449cm3のモトクロス競技用の2022年モデル9機種を発売する。

  • (左より)「YZ125」、「YZ450F」、「YZ250」、「YZ85」

「YZ125」は、17年ぶりのフルモデルチェンジとなる。操縦安定性とコーナリング性能、扱いやすさを支える軽量・コンパクトな車体で、シリンダーボディ、シリンダーヘッド、ピストン、ピストンピン、コンロッドからクランクケース、チャンバーなど、エンジンの機能パーツ全てを一新し、レースで勝つためのパワーアップを図った。また、次世代YZシリーズのパイオニアとなる先進的かつ機能的な外観デザインを採用している。

  • 2022年「YZ125」フィーチャーマップ

マイナーチェンジとなる「YZ450F」「YZ250F」「YZ250」「YZ85」「YZ85LW」は、2021年モデルの基本性能を継承しつつ、よりレースで勝てるマシンへと進化させたという。

  • 2022年「YZ450F」「YZ250F」の新しいフィーチャー

  • 2022年「YZ250」の新しいフィーチャー

  • 2022年「YZ85」「YZ85LW」の新しいフィーチャー

各モデルには共通コンセプトの新カラー&グラフィックを採用。「YZ250F」「YZ125」は、ファクトリーマシンのカラーリングイメージを再現した「Monster Energy Yamaha Racing Edition」も販売する。

価格は49万5,000円~107万8,000円。同商品は、「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、12月26日まで予約を受け付けている。またシリーズ合計で国内400台の販売を予定しているが、予約が生産計画を上回る場合は、予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があり。

※同モデルは国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できない。道路の走行も不可。