dTVで日本独占配信中の超・大型オーディション番組『LOUD』(全15話を予定、毎週土曜0:00〜更新)第6話の先行カット&第5話のダイジェスト映像が28日、公開された。

  • 左からJ.Y.Park、PSY

『LOUD』は、JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン(J.Y.Park)とP NATIONの代表であるPSYの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させるオーディション番組。オーディションに参加するのは「2000年1月1日以降に生まれた男性」という応募条件のもと、6名の日本人を含む各国から集まった総勢73名。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準で、さまざまなステージに挑戦する。そして両プロデューサー2人の合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組とP NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループとしてデビューするまでの軌跡を描く。

第5話から突入した第3ラウンドは、J.Y.Park自身が「デビューメンバーを決めるなら誰を選ぶのか、選ぶ可能性が低い者は誰なのか」という基準のもと、参加者を審査。第6話では特にダンスの得意なメンバーによる「ダンス創作組」とダンス・ボーカルのどちらも担う「アイドル組」のステージが繰り広げられた。

先に行われた「ダンス創作組」のステージで日本人参加者で最初に登場したのは、小さな体から繰り出されるパワフルなダンスで注目を集めているコウキ率いる「ヤングマウンテン」チーム。課題曲であるEXOの「Obsession」の歌詞から“アイドルを目指す少年の夢の中に現れた天使と悪魔”というコンセプトを創作し、コウキは他のメンバーより年下ながら、豊富な舞台経験を活かした振付も率先して担当。表情の一つひとつまで作りこみ、PSYからも「ダンスだけじゃなく、天使と悪魔を振り払う時の表情は圧巻でした」と評され、改めて実力を見せつけた。

次に登場したのは、前回の第2ラウンドでは脱落候補に入ってしまったケイジュ擁する「ヨンケダム」チーム。得意なダンスのジャンルが違うチームの3人は、Bluetoothをテーマにした各々の個性が活きるステージを構成した。ステージを終えたケイジュについて、J.Y.Parkは「表情だけでなく本当に余裕があった。それなのに動きが大きいし正確。ここまで踊れるのは驚きです」と基本的なダンススキルを評価。さらに、中間発表時にケイジュにだけあえてアドバイスしなかったのは、J.Y.Parkの愛弟子でもあるRain(ピ)を例に挙げ、「あまりにスター性があって、多才だったから怠惰になったり油断したりすると困ると思って褒められなかった」と明かし、「ダンスの実力というより“スターが現れた”という感じでした」と、ケイジュの持つ唯一無二の魅力を絶賛した。そのまま「すぐにデビューするグループを作るなら誰を選ぶか」と前置きした上で、ケイジュをその時点の1位の席に座らせ、脱落候補からの驚きのステップアップでデビューに弾みをつけた。

ダンス創作組のラストは他のチームから最も恐れられていた、日本人のハルト始め、柔軟性に富んだクラシックダンスが得意なメンバーが集まった「100℃」チーム。彼らの課題曲はJ.Y.Parkが2019年にリリースした「FEVER」。「100℃」チームは、ミュージカルのような特徴的なリズムを持つこの曲を、線をそろえて美しく踊った。中間発表時、J.Y.Parkは「心配だったけど、一番いいと思う。特に指摘するところがない!」と曲との相性・チームワークもぴったりだと称賛。本番のステージでも「観客の胸を躍らせるという意味ではトップでした」と中間発表以上の高評価を得て、最後の最後まで順位の変動が起こる波乱を巻き起こした。

エース候補ぞろいの「アイドル組」からは明るい笑顔が魅力のエース候補・アマル率いる「国代ボイス」チームが参戦。大人の恋愛ソングである、iKONの「AIRPLANE」のラップ部分を自作して披露する上で、PSYから片思いの経験を聞かれたアマルが苦笑いしながら話し出すのをJ.Y.Parkが制止するという、かわいらしいやりとりもあったが、その確かな実力を発揮した安定感のあるステージに、両プロデューサーは確かな実力だけでなく作詞の才能もあると称賛。しかしながら、J.Y.Parkから「エースになってほしい」と期待をかけられるアマルだからこそ、 第1ラウンドから継続して指摘されている「実力は見えるがアマルらしさが見えない」という点では心配を残す結果になり、厳しい言葉に思わず表情が曇る場面も……。

『LOUD』はdTVで日本独占配信中、1話は『LOUD』公式YouTubeにて無料配信中、毎週土曜午前0時よりdTVにて1話ずつ配信。