俳優の要潤が15日、高性能フィルター不織布マスク「纏(まとい)」新製品発表会に、女優の川栄李奈とともに登壇。コロナ禍で芝居にも変化が起こっていると明かした。

  • 要潤

「纏」は、自動車用ろ過機器をはじめとするフィルトレーション製品の開発・製造・販売を事業とするROKIが、約60年間のフィルトレーション製造で培った技術を活かして開発したもの。要は公式ブランドアンバサダーとして同製品のCMにも出演し、川栄はゲストとして今回の発表会に参加した。

CM中で着用するブラックのスーツにゴールドのネクタイを合わせた衣装で登場した要。「撮影もすごく楽しく、仕上がりもカッコいいものになっている」と、CMの出来栄えを満足げに話しながら、「ウイルス飛沫を表現するために紙吹雪を使ったのですが、紙吹雪はいろいろなところに動いてしまうので、何回かテイクを重ねて苦労して作ったカットです」と撮影を振り返った。

一方の川栄もゴールドの装飾をあしらったブラックのドレス姿で登場。CMやドラマで共演経験のある要の印象について、「本当に素敵で、カッコいい方。今回のCMもすごくカッコよくて。マスクをしていると、目で力強さを伝えないといけないと思うのですが、要さんは本当にすごいなと思いました」と絶賛した。それに対し、要が「川栄さんはお人形さんみたいにかわいらしくて大人しくて。でもお芝居になると、ガッとスイッチが入るので、女優さんだなと思います」と印象を伝えると、川栄は「ありがたいです」と要の言葉を噛みしめるように感謝の意を表した。

また、マスクをする中で大変なことを司会者から聞かれ、要は「先ほど(川栄に)お褒めの言葉を頂いたんですけど、目だけで表情を作らないといけないということが多くて。先人の役者さんには『眉毛で芝居をするな』と教わったのですが、その時代が変わりつつあります。いかにここ(目元)だけで芝居するかを求められることもあるので」と、芝居にも変化が起こっていると語った。