南海電気鉄道は、人気キャラクター「すみっコぐらし」とのコラボレーションによる「南海沿線なんかいいね すみっコぐらしめぐりたいキャンペーン」を7月22日にから開催すると発表した。

  • 「ラピート」ラッピングイメージ

キャンペーン第1弾として、観光列車「めでたいでんしゃ」、特急「ラピート」などに「すみっコぐらし」の全面ラッピングを施すほか、サービスアパートメント&ホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」で「すみっコぐらしルーム」の提供を始める。

このキャンペーンは南海沿線を舞台としたオリジナルストーリーに沿って展開され、車両ラッピングは「関西方面に見たこともない大きなめでたい魚がいると聞いてやってきた」とのストーリーに合わせた図柄を採用する。

「めでたいでんしゃ なな」(2両編成)のラッピング電車は、「大きなめでたいお魚」を見つけたストーリーを表現。和歌山市~加太間を中心に、7月22日から12月末頃まで運行する。1000系1編成(6両編成)を使用したラッピング電車は、魚を探しに高野山や古墳などを訪ねるすみっコたちを描いたデザインに。高野線(難波~橋本間)・泉北線にて、7月26日から12月末頃まで運行する。「ラピート」1編成(6両編成)を使用したラッピング電車は、「大きなめでたいお魚」を探しに海へ行くストーリーを表現。南海本線・空港線(難波~関西空港間)にて、8月7日から12月末頃まで運行する。

  • 「めでたいでんしゃ なな」ラッピングイメージ

  • 1000系ラッピングイメージ

  • 「すみっコぐらし」コラボレーションルームイメージ

「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪市浪速区)では、「南海電車×すみっコぐらし」の世界観を表現したコンセプトルームを受付開始。部屋の壁面に大きなコラボアートを装飾し、未発売の「とかげ」デザインのソファーを先行で設置する。プラスチックコップ、ミニタオルなどホテル限定の非売品グッズと「てのりぬいぐるみ」が特典として付く。料金は1室3万3,000円から。実施期間は8月1日から12月31日までとなる。