映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)の公開前夜イベントが8日に都内で行われ、ラウール(Snow Man)、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳幸治監督が登場した。

ラウール

ラウール

同作は村田真優による大ヒット作の実写化。中学時代「石」と呼ばれていじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花(吉川愛)は、その高校を選んだ理由であるレモン色の髪をした三浦界(ラウール)に出会う。2人の距離はどんどん縮まっていくが、実は界には誰も知らない秘密があった。

イベントではキャスト陣にはサプライズで、主題歌も担当するSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)からのメッセージ映像が到着。深澤は「絶対キュンキュンしたと思う。だって僕たちがキュンキュンしたもんね」と太鼓判を押したが、「明日から始まっちゃうんだ、ハニーレモン旋風が!」(佐久間)、「世界がハニーレモンになっちゃう」(向井)と話が尽きないメンバーたちのせいで映像は途中から早送り。ラウールは「ちょっと! 後でフルバージョン送って下さい」と希望していた。

メンバーは一人ひとりがラウールにメッセージを送り、最後の佐久間が「ラウールが胸を張って自分でやらせてもらっている、『ハニーレモンソーダ』、ぜひもうSnow Man盛り上げたくないわけがないじゃないか! 絶対に盛り上げたいと思うので、本当にみんな頑張ってください!」と言うと、メンバーは総ツッコミで、岩本は「俺らが頑張りますって言ったのに、何で最後……」と苦笑。佐久間が「でもこれだけは言いたい! 『ハニーレモンソーダ、最高〜!』」と決めると、「最初からやれ!」「試写会とかでやるやつ」とさらにツッコミが飛ぶ。深澤は「僕たちも明日が公開ということで楽しみにしてますし、主題歌もぜひたくさんの方に聴いていただいて、どっちも盛り上がれたら1番いいなと思っておりますので、みんな一緒に盛り上げていきましょう!」と語りかけた。

ラウールは「本当に嬉しいし。当たり前じゃないと思うし、本当に自分は幸せな人だなと感じます。素晴らしい人に囲まれて支えられて生きてるんだなと、実感します。大切に生きようと思いました、マジで」と心境を表し、坂東からは「うるっとしてる」と指摘されていた。

VTRを見た神徳監督は「グループでラウールのことを思ってる。ラウール自身がまっすぐに作品に向き合うので、僕らも同じような気持ち。ラウールがいたから、この作品が今日を迎えられてる部分もありますし、1番年下ですけど、まっすぐ引っ張ってくれて、僕自身も助かりました」と感謝する。またヒロインの吉川は「最年少で初めての映画なのに、キュンキュンさせるし、キャストのみんなを引っ張って、現場をすごく明るく元気にしてくれて、『本当に初めてなのかな』と思うぐらい。逆に私たちが支えられてるんじゃないかなと思いました」と語る。ラウールは「うるうるしてます。嬉しくて胸がいっぱいです。本当になんかもう、幸せホルモンが爆発します」と喜んでいた。

Snow Manメッセージ

岩本「改めて、初単独主演映画おめでとうございます。学校やSnow Manとしての活動をやりながら大変な中、主演として胸を張って引っ張っていって、仕上がったものが見れて、本当に嬉しかったです」

宮舘「いろんな葛藤もあったと思いますし、いろんな幸せも得られたと思いますし、これから見てもらえる皆様に、もっともっと幸せになってもらえるように、僕らも全力で主題歌やらせていただくので、そちらの方も注目していただきつつ、ハニーレモン旋風を巻き起こしてください」

向井「(前に出て)改めましておめでとうございます! 映画見てキュンキュンしましたけど、映画関係でCMとか雑誌の表紙とかいっぱいしてるわけよ。そういうのを見ると、こんなすごいメンバーとお仕事できてすごいなあという風に改めて思いますので、これからも、私の成長の為に頑張ってほしいなと。(深澤『康二の成長のために!?』)そうそう。あとは監督、僕にもお仕事よろしくお願いします」

目黒「この前誕生日迎えて18歳になりましたけど、撮影期間中は多分17歳で、17歳のラウールでしか出せないものになっていると思うので、それが残るってすごく幸せなことだと思うし、これからも18歳になったラウールと頑張りながら『ハニーレモンソーダ』も一緒に盛り上げられたらいいなと思います」

阿部「ラウールもですけど、吉川さんをはじめ、素敵な共演者の方々と素敵な監督に巡り会えたということもすごいですし、やっぱりみんなが支えてくださったことが、大成功にも繋がるし、支えたいと思わせたラウールも、座長として凄いなと思っているので、ハニーレモンソーダ旋風、巻き起こしちゃってください」

渡辺「映画を見たときに、人ってこんなにもスピーディーに成長するもんなのか、と。表情が全然違うというか。一気にこの1〜2年で、人が変わったかのような成長スピードに驚いて、本当にグループのセンターとして誇らしいなと思っていますので、これからもよろしくお願いします」

深澤「(並びの)順番的には佐久間なんですけど、佐久間にはビシッと最後に決めていただきたい。単独主演ということでおめでとうございます。いや、正直、僕が17歳とか18歳の時に、こうやってSnow Manと一緒にお仕事しながら別の仕事をするって、その年代の自分には絶対無理だと思っていて。でも、裏で色々努力した結果が今に繋がっていると思っているので。最年長の僕は最年少のラウールといいペアだと思うので、これからもちょっといじってもらって、僕が『おい!』と言うみたいな、素敵な関係を続けていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。(向井「めっちゃいいやん!」)」

佐久間「ラウールが最初に、『ハニーレモンソーダという作品をやるんだけど』って俺に相談してくれて、ちょっと不安そうだったのね。でも撮影始まってから『どう?』と聞くと、『うん、楽しい』って、照れながら言ってるのがすごく嬉しくて。ラウールを支えて下さったくださったキャストの皆さんもありがとうございます」

  • 表情を当てられているラウール(中央)