キャリアデザインセンターは7月7日、「教えて! 今どきの結婚観」をテーマとした調査結果を発表した。調査は6月18日~22日、同社運営の転職サイト「女の転職type」に登録する会員女性864名を対象に、Web上でのアンケートで行われた。

  • 結婚相手に求める最低年収は?

    結婚相手に求める最低年収は?

法律婚、事実婚問わず、現在の結婚観について尋ねたところ、「いつかは結婚したい」(37.4%)、「近いうちに結婚したい」(35.0%)と、72.4%の人に結婚願望があることが明らかに。

結婚相手に求める最低年収を聞くと、「500~600万円未満」(29.7%)が最も多く、次いで「400~500万円未満」(21.3%)、「600~700万円未満」(15.1%)と続き、その平均額は526万円となった。

  • 仕事を辞めてもいいと思える相手の年収

    仕事を辞めてもいいと思える相手の年収

続いて、「結婚したら仕事を辞めてほしい」と言われたらどうするか尋ねたところ、「相手の年収に関係なく、仕事は辞めない」が42.9%と最多に。理由を尋ねると、「気兼ねなく使えるお金を稼ぎたい」(78.2%)、「社会とのつながりをもっていたい」(74.4%)という意見が多かった。

一方、「相手の年収が高ければ、仕事を辞める」と「相手の年収に関係なく、仕事を辞める」を足すと43.8%となり、仕事を辞めない派と辞める派がほぼ同数であることが判明。そこで、「相手の年収が高ければ、仕事を辞める」と回答した人に、辞めてもいいと思える相手の年収を聞いたところ、「1,000万円以上」(25.7%)が最も多く、平均は836万円となった。

  • 選択的夫婦別姓ってどう思う?

    選択的夫婦別姓ってどう思う?

選択的夫婦別姓ってどう思う?

次に、選択的夫婦別姓制度に対する賛否を聞いたところ、47.8%の人が「制度に賛成だが、自分は夫婦同姓がいい」と回答。一方、4人に1人が「制度に賛成で、夫婦別姓がいい」(25.7%)と回答しており、制度に反対する人はわずか2.5%だった。

また、結婚後の家事分担については、「自分5:相手5」(41.0%)が最も多く、次いで「自分6:相手4」(26.9%)、「自分7:相手3」(17.1%)と続いた。