女優の綾瀬はるかが6日、福島県田村市立大越小学校で行われた「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト 出張授業特別編 in 福島」にサプライズ登場した。
「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」は、ユニクロがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所) と共に取り組んでいる、小・中・高校生を対象とした参加型の学習プログラム。綾瀬にとって、福島はドラマ出演や復興支援イベントなどで度々訪れている縁のある地ということで、今回の授業へと参加する運びとなった。
綾瀬が6年生のクラスにサプライズで登場すると、子どもたちからは驚きの声が。綾瀬は「みなさん、今日はよろしくお願いします! 私も知らないことが多いので、みんなと一緒に楽しく勉強できたらと思うので、よろしくお願いします」と挨拶した。
サステナビリティの概要やリサイクルの意義、服にはどのようなチカラがあるのかなど、服を通して行える社会貢献活動について学ぶ中で、出張講師から「難民として生活するとしたら、何が必要だと思いますか?」と聞かれた綾瀬は「着替えと身を守るための洋服や、履物が必要だと思います」と回答。また、講師から最も必要だと思う衣類を問われると、少し悩んだ後に「Tシャツ!」 と答えるなど、子どもたちと同じ視点で真剣に授業を受けていた。また、授業内のワークショップでは、綾瀬と子どもたちで意見を交換しながら、服ができることや人に与える価値について考えた。
■綾瀬はるかコメント
実際に講義を聞いて、自分たちの服がまた別の人の元へ届くというサイクルを改めて学び、行動することの大切さを知りました。また、リサイクルにおいて子供服の需要の高さを知ったので、ぜひみんなにも協力し続けてもらえたら嬉しいなと思いました。