現在放送中の土曜ドラマ『ひきこもり先生』(NHK総合 毎週土曜21:00〜)で不登校生徒のひとり、坂本征二役を演じる俳優・南出凌嘉が制服を着用した場面カットが19日に公開され、合わせて本人コメントも到着した。

  • 南出凌嘉

同作は、佐藤二朗演じる上嶋陽平が11年間のひきこもり生活の後、中学校の非常勤講師となり、不登校生徒のため奮闘する新感覚の学園ドラマ。学校の校長・榊徹三役を高橋克典、スクールソーシャルワーカー・磯崎藍子役を鈴木保奈美、新米教師・深野祥子役を佐久間由衣が演じる。

19日に放送された第2話では、明るい家庭に育ち、走ることが大好きな中学生だったが、父親の仕事がうまくいかなくなったことがきっかけで経済苦に陥り不登校となった征二が、陽平との出会いのなかで、再び走り出す姿が描かれた。26日放送の第3話では、陽平が受け持つ「STEPルーム」に征二が制服姿で登校する様子も描かれ、今回はその場面カットが公開された。

佐藤との共演について、南出は「二朗さんは本当にすごい方だなと改めて思いました。現場の雰囲気を良くしてくださって、僕が現場で悩んでいると声をかけていただき、ここはこうしてみようと支えてくださったりと、作品のために動いている方だなと思いました」とコメント。

また第3話の見どころを「僕が演じる坂本征二は3話からSTEPルームに登校します。STEPルームの生徒たちに一体感というか仲間意識が徐々に生まれていきますが、色々な問題がでてきます。陽平さん、STEPルームの子供たち、先生方がたくさん奮闘します。ぜひ最後まで見守っていただけたら嬉しいです」と伝えている。

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