第58回ギャラクシー賞のテレビ部門大賞を受賞したフジテレビのスペシャルドラマ『世界は3で出来ている』が、きょう19日(14:45~15:25)に再放送される。

  • 林遣都=フジテレビ提供

“ソーシャルディスタンスドラマ”と銘打って昨年6月に放送された同作は、コロナ禍で、“できない”ことを面白がり、限られた制約をあえて楽しもうと生まれた作品。リモートによる打ち合わせと、密を避けた安心安全を徹底して撮影され、水橋文美江氏の脚本でどこにでもいそうな若者3人のアフターコロナ、ウィズコロナの今を切り取ったリアルな物語を、林遣都の一人三役で中江功氏の演出によって描いた。

中江氏は「まさかの大賞にただただ驚いております。第1回目の緊急事態宣言の頃に勢いで作った作品です。不自由な中でも、新しいモノが作れると信じた脚本の水橋文美江さんと林遣都さんの力がすごいパワーとなって伝わったと思っております。ありがとうございます」と受賞の喜びを語っている。

ドラマのあらすじは、以下の通り。

望月勇人(もちづき・ゆうと/林)、商事会社勤務、29歳。子供の頃から明るくお調子者で、すべてノリで生きてきた。今の会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。さすがに仕事はノリやコネだけでは乗り切れず、すっかり落ちこぼれのサラリーマン。自他ともに認めるポンコツ。会社を辞めたいとすら思っていたところに緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3カ月で勇人はいったいどうなったのか…。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄・泰斗(たいと/林)と弟・三雄(みつお/林)が勇人の元にやってくる…。

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