俳優の木村拓哉が出演する日本マクドナルドの新CM「50周年ブランドストーリー」篇が、15日より全国で放送される。同CMでは、木村の幼少期の写真も登場する。
日本マクドナルド 創業50周年キャンペーン 第1弾として、「ジューシーチキン 赤とうがらし」「テキサスバーガー2021」「トリチ(トリプルチーズバーガー)」の3商品が6月23日から期間限定で発売される。また、50周年キャンペーンのイメージキャラクターに、2020年から同社のTVCMに出演している木村を起用し、50年の歴史を振り返りながら、“スマイルのリレーは続く。”をテーマにしたTVCMを展開する。
新CM「50周年ブランドストーリー」篇では、1971年7月20日に第1号店をオープンした銀座三越が登場。その場所で、木村が空を見上げると、数々の写真が舞い降りてくる。手を伸ばしその一枚を取ると、それはオープン当時の第1号店の写真。続いて、この50年間の各時代をモチーフとした、マクドナルドの商品とともに笑顔を見せる来店客の写真が次々と映し出される。その笑顔につられて木村も笑顔になり、「スマイルってまわりの人を楽しい気分にさせたり、優しい気持ちにさせる」「あったかいスマイルを受け取ると自分もスマイルになって、すごく幸せな気持ちになる」と語り、「そのスマイルはまた人から人へと伝わる」「スマイルのリレーは続く。未来へ」という言葉とともに、銀座の街に舞い降りた写真は、空に向けて舞い上がる。
そして、50周年記念の期間限定商品や商品パッケージに、「ビッグスマイル。50周年、思い出のメニューが続々」という木村の声が重なる。舞い降りる写真の中から最後に木村が取った一枚は、木村の子供のころの写真。木村は照れくさそうな表情をして、スーツのポケットにしまう。
CMの最後のシーンで木村がキャッチするのは、自身が幼い頃に撮影した七五三の思い出の写真。小道具としてその写真を手渡された木村は、子どもの頃を振り返りながらクスりと笑顔を見せた。スタジオの隅でモニターをチェックしていた周囲のスタッフも、どこか面影の残る幼い木村の姿を見て「羽織袴姿が可愛い~」と思わずつぶやいていた。
マクドナルドのイメージキャラクターを務められて1年半。木村は「自分が子どもの頃から街の中にあってくれたお店だし、自分が小さい頃から今日に至るまで食してきたものなので、広告に参加できると聞いた時は、やっぱり嬉しかったです。単純に広告に参加しているだけではないというモチベーションというか、勝手ながら知り合いになれた感覚になれるんです」と語る。
また、新CMについて「(日本のマクドナルドの)1 号店の写真を CM 撮影でも使わせてもらったんですけど、歳が近いだけあって関係性も深いというか、作ったCMもすごく感慨深いものになってますね。小学生の頃のボクが今の自分を知ったら、相当びっくりすると思います」とコメント。
さらに、マクドナルドの思い出について「学生時代はやっぱり欲していたし、すっげ~食べたのを覚えてますね。15、16、17歳あたりはもう、かなりお世話になってます!」と話し、「今はちょっと…店舗にお邪魔した時の微妙な空気感が…。『あ、自分で来るんだ?』みたいな(笑)。クルーの皆さんと目が合った瞬間の『何になさいますか?』という直前の、『本当に来るんだ?』っていう感じはありますね(笑)」と明かした。