毎年夏休みに訪れていた祖母の家。長い廊下の突き当りにあるトイレに行くのが怖くて、夜は必ず姉と一緒に行っていました。お化けが出ると怖がっていたのは、単なるドリフの見過ぎ。本当に恐ろしい時は、体中がゾワゾワとなって、震えが止まらなくなったりするといいます。

みなさんは、そんな背筋が凍るような体験、したことがありますか?

今、文太さん(@bunta_50)が描いた漫画「本当にあった怖い話『裏口』」が、ツイッターで話題となっています。

至極普通の家庭の何気ない日常の中で起きる心霊現象。家の中で黒い人影が横切るとか、閉めたはずの扉が開くなんて、それだけでもう恐怖なのに……

  • 『裏口』(1/2)

    『裏口』(1/2)

謎のおじさん、怖すぎます。しかも、文太さんの色使いや描写がまた恐ろしい。そして最後に書かれた「あの日までは。」とは……? いったい何があったのでしょうか。

洗面器が動いてる……。何で? 手? 誰の?

  • 『裏口』(2/2)

    『裏口』(2/2)

これが実話だなんて、怖すぎます。

読者からは、「こわいこわいこわい!」「こわ これがまじにおこったはなしかよ」「すげえザワっとした…」と恐怖に震える人が続出。「トイレ行けな~い」「見るんじゃなかった」と後悔する人もいました。

また、一連の現象について想像する方も。「鬼門なんですかね?」「霊道か忌地か、良くないもの」「通り道で、居心地良いと思ったのが滞留してそうですね」と推測する人や、「すぐ引っ越せwww」「身体に深刻的な異変が起きる前に引越し、もしくはお祓いなどすることをおすすめします」と冷静にアドバイスする人も。

読んだ方のなかには霊感が強い人も多いのか、「私の家も通り道で」「階段の手すりに手がありました」「壁に人型の影が映った」など、自身の心霊体験も多く寄せられていました。

投稿者さんに聞いてみた

―― このお話は実体験とのことです。業者さん(?)が来られた時のご家族の反応は現実的でしたが、「手」についてはどんな反応をされたのでしょうか。

両親、特に母親はオカルトを全く信じないタイプなので「はいはい」という感じで受け流されます。父親は面白がって、そっと裏口の方に回り込んで無言で気付かれるまで立つ、というイタズラをよくしていました。姉は比較的こういう話を面白がって聞いてくれます。

―― 今回、奇妙な体験に多くの方から反響が寄せられています。

面白いと思ってもらえて嬉しいです。これまでの描いてきた体験は、どれもこれも何の説明も理由付けもできない体験ばっかりなので、どう受け止められるのか、怖さが伝わるのか、というのは毎回ドキドキします。

体験談を友達に口頭で話した事は何度もありますが、やっぱり怖さの1/10も伝わらなくて、絵にする事でそのときの空気感が伝わればいいなと思っています。


みなさんの家にも、黒い影、現れることがあるかもしれませんね……。どうかお気をつけください。