俳優の玉木宏が主演するテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜21:00~)が、きょう10日に最終回を迎える。
現・警視総監の矢上(尾美としのり)と蜜月関係を築き、次期警視総監の座に最も近いと思われる、上條漣(玉木)の敵・千堂大善(椎名桔平)。そして、漣たち「改革派」が次期警視総監に押し上げようとする権藤秀夫(吉田鋼太郎)。壮絶な一騎打ちが繰り広げられる中、漣の父親代わりだった刈谷銀次郎(橋本じゅん)が何者かに殺されてしまう。
「刈谷を殺したのは自分だ」とあまりにも意外な人物が自首したことで、警視庁は騒然。この事態を受け、漣の幼なじみである警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)は、裏で漣が一枚噛んでいるのではないかと疑い始める。
「今日ですべてケリをつける」と千堂とのラストバトルに身を投じていく漣、「お前ごときに俺の野心は打ち砕けない!」と、一歩も引かない千堂。しかし爽からは「アンタを裁けるのは私しかいない」と意味深な言葉が飛び出す。
全事件の真相、漣が前回の敗北から5年間沈黙し続けた理由、最後に警視総監レースを制する人物とは。さらに、漣に離婚届を突き付けた優愛(仲里依紗)、爽の恋人である刑事・富樫遊馬(岡田健史)との恋愛模様の行方は。物語最後のカギは“女性たち”が握る……?