女優の木村佳乃とお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が9日、千葉県浦安市の東京ディズニーランドで開催されたディズニー映画『ジャングル・クルーズ』の日本版声優発表セレモニーに出席。木村は女性博士・リリー役、斉藤はリリーの弟マクレガー役を演じることが発表された。
本作は、ウォルト・ディズニー自身が手掛けた世界で最初のディズニーランド(カルフォルニア州アナハイム)に1955年のオープンと同時に作られた人気アトラクション、ジャングルをボートで探検する“ジャングルクルーズ”から誕生した物語。このたび本作を生んだ“ジャングルクルーズ”のある東京ディズニーランドで、“ディズニー史上初”となる日本版声優の発表セレモニーが開催された。
セレモニーの会場となったのは、東京ディズニーランドを象徴するシンデレラ城前。自身も初の東京ディズニーランドでのイベント登壇となった木村は「お天気にも恵まれましたし、本当に今日は東京ディズニーランドでイベントができてとても幸せです。思いっきり楽しみたいです!」と声を弾ませた。
木村が演じるのは、アマゾンに伝わる“不老不死の花”を探す女性博士のリリー役で、抜群の行動力と探求心にあふれた明朗快活なキャラクターという木村にぴったりは役どころだ。リリーは、永遠の命を手にすると伝えられていた、アマゾンに伝わる伝説“不老不死の花”を追い求め、観光客相手のクルーズ・ツアーの船長フランクとミステリアスで危険に満ちたアマゾンのジャングルへ出発することになる。
本作の題材となった“ジャングルクルーズ”は世界中で老若男女問わずすべての世代に親しまれ、東京ディズニーランドでも「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」は大人気のアトラクション。木村は「大好きです。家族で東京ディズニーランドに遊びに来たときは必ず乗っています、とても楽しいです!初めて娘2人を連れて乗ったときに娘たちが大興奮していたのが思い出です」と、自身の思い出を披露した。
そして、楽しそうに話す木村の横から、思わぬサプライズが。ミッキーマウスとミニーマウスが祝福に駆け付け、東京ディズニーランドならではの夢の共演が実現。するとドナルドダックが乗った“ジャングルクルーズ”をイメージした巨大なフロートが現れ、リリーの弟マクレガー役を演じるジャングルポケットの斉藤が登場し、ジャングルクルーズのキャストたちに囲まれ、決めポーズ。
本人も初となる東京ディズニーランドでのイベントに興奮収まらない様子の斉藤は、これからジャングルの奥地へ冒険に行くとは思えない、マクレガー風のバチっとキメた白いタキシードで登場。「マクレガーという役は常にスーツでビシッと決めている役なので、今日はしっかりと真っ白なスーツで登場させて頂きました。ジャングルに行く時、私にとってはこれが正装なので!他にもたくさんのスーツを用意しています!」と熱いコメントが飛び出した。
斉藤が演じるのは、旅の道中リリーをサポートするコミカルなキャラクターのマクレガー。「天然で頼りない部分もあるんですが、誰よりもリリーのことを信頼しているんです。そういったマクレガーの優しい部分を出していきたいと思います!」と意気込みを熱くアピール。アトラクションの“ジャングルクルーズ”については「もちろんです。東京ディズニーランドにきたら必ず乗りますし、子供が生まれてから何回も行ったことがあります。息子の反応を見ているとこっちも楽しい気分になりますし、色々と驚かされる部分もたくさんありますので、毎回楽しみにしています」と熱い思いを語った。
盛大な祝福ムードに包まれる中、最後に「映画『ジャングル・クルーズ』はミステリアスなジャングルを舞台にアマゾンに伝わる伝説“不老不死の花”を求める、スペクタクル・アドベンチャーです。アトラクションに乗っているような驚きと感動をぜひ体験してください!」(木村)、「主演のフランクを演じているドウェイン・ジョンソンさんは元々ディズニーランドが大好きだというのを聞きまして、アトラクションから映画化された作品にでるのが夢だと言っていました。僕もいつか『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような作品に出るのが夢だったので、今日夢が叶いましたね。この夏はぜひジャングルクルーズのアトラクション、そしてこの映画を満喫してほしいなと思います!」(斉藤)と自信満々に作品をアピール。ミッキーマウス、ミニーマウス、そしてドナルドダックに祝福されながら、セレモニーは幕を閉じた。
映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。
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