3月26日で日本テレビ系情報番組『スッキリ』のMCを卒業したお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(38)が、安定したトーク力と親しみやすいキャラクターを生かして、バラエティ番組で大活躍だ。

  • ハリセンボンの近藤春菜 撮影:蔦野裕

これまでのレギュラー番組に加え、MCを務める『通販だけ生活』(テレビ朝日)が4月にスタートし、『オオカミ少年』(TBS)や『TOKIOカケル』(フジテレビ)にも定期的に出演、そのほかにも数々のバラエティ番組にゲスト出演している。

新たなスタートを切った春菜にインタビューし、『スッキリ』卒業を決意した理由や『スッキリ』で学んだことを聞くとともに、今後の活動、高まっているというお笑いへの思い、また、相方・箕輪はるかとの関係性の変化について話を聞いた。

――改めて『スッキリ』卒業を決意した思いをお聞かせください。

約5年間、今までの芸人生活だけではできない経験をたくさんさせていただきました。そして、『スッキリ』で学んだことを生かしていろいろなことにチャレンジしたい、外の世界を見たいと思って卒業を決意しました。

――「今だ」と決意した瞬間があったのでしょうか。

5年やらせていただいたことや、年齢的に38歳というもあり、自分の中でまだまだやりたいことがあるなと思ったときに、ぼやっとですけど「今かな」と思いました。お芝居にもチャレンジしたいという思いや地方でライブやロケをやりたいという思い、そういったものが積み重なって決断しました。

――お笑いへの思いが高まるきっかけはありましたか?

徐々に積み重なっていった感じです。また、コロナ禍での自粛期間中に、友近さんのYouTubeで「アドリブ合コン」や「徳川徳男・徳子」などやらせてもらったのですが、発信しているときってめちゃくちゃ楽しいんですよね。ハリセンボンでネタをやっているときもめちゃくちゃ楽しいし、人に楽しんでもらっているのがダイレクトにわかるのが好きなんだなと改めて感じました。

――インスタライブもいろいろな方とされていて話題になっていましたが、リアルタイムに視聴者のコメントが見られるのも面白いですよね。

そうですね。劇場でダイレクトに笑い声が聞こえるのが一番アドレナリンが出て楽しいですが、SNSのコメントでもコミュニケーションがとれるんだなと。私も元気をもらったので、これからもSNSでも発信していきたいです。

――『スッキリ』での5年間で成長できたと感じていることを教えてください。

『スッキリ』に出演する前は自分の意見を求められることはほとんどなく、求められたとしても、ウケるほうを選んでいました。でも、『スッキリ』で事件などいろんなことと向き合う中で、自分は誰に寄り添いたいのか考えるように。自分と向き合い、人のことを思えた5年間だったので、心の成長があったと感じています。

――自分と向き合って新たな気づきなどありましたか?

相手のことが受け入れられなくてイラッとしたり、自分ってちっちゃいなと思う瞬間がありましたが、『スッキリ』でいろんな方と会ったり、いろんなお話を聞いたりすることによって、「人は人」「こういう人もいるよね」と受け入れられるようになりましたね。

――芸人として成長できたと感じていることも教えてください。

相方のはるかに対する思いも変わりました。はるかはおとなしいキャラなので自分からなかなか前に出られず、どうやったら2人で存在感を出せるのかというのが私の悩みでしたが、芸人の中で希少な存在で、これがいいところなのだと思えるようになりました。

――生放送で鍛えられた対応力なども強みになりそうですよね。

生放送でもどっしり構えられるようになったのはとても大きいです。また、いろんな方とやりとりした経験によって、トークにおいて少しは余裕ができたかもしれません。