きょう22日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)では、意外な方法によって海外で売れた日本人と中継をつなぐ。

  • 『マツコ会議』に出演する田代さん(左)と風田さん=日本テレビ提供

インドで映画やCMに出演し、一躍人気になった元力士の田代さんが「インドで一番有名な日本人俳優の田代です」と自己紹介すると、マツコ・デラックスは「俳優なの!?」と驚がく。何の役をやられてるのか尋ねると、「そのままお相撲さんの役です」という回答に、「そんなにお相撲さんの役ある!? インドの日常に、そんなにお相撲さん現れる!?」と、謎が深まるばかりだ。

力士引退後、趣味でやっていた「元お相撲さんブログ」がきっかけで突然、力士役としてインドの下着CMに出演、さらにインド映画の準主役にまで抜てきされるというとんでもない経歴を持つ田代さん。しかし、コロナの影響でまだ映画は公開されてないと聞いたマツコは「うわ~! ツイてない! 公開してたらエラいことになるわね」と残念がるも、現地の配給会社の社長に「映画が公開されたら高級車何台も買えるよ」と言われたという。マツコは今のインドの状況を心配しつつも、「やっぱりインドってすごいね」「夢があるわ~!」と市場規模に圧倒される。

台湾で3本のMC番組を持つ人気タレントの風田さんは、元々日本で190cmという長身を生かし、モデルを目指していた。しかし、「190cmって日本だとデカすぎるし、顔も中の上くらいの半端な顔だったので」と挫折したエピソードを語ると、「ごめんなさい、初めてお会いして言うのもなんなんですけど、たぶん中の中くらいだと思う」と、早速マツコ節がさく裂。その後、知り合いを通じて今の事務所にスカウトされ、幸運にもすでに台湾で大人気だったアイドルグループ「SpeXial」に加入するも、中国語があまり話せなかったためグループの中では目立たない存在だったという。

現在に至るまでの成功術を尋ねると、「言葉が拙かったので、出川(哲朗)さんみたいなわかりやすいリアクション芸」をすることで、「一生懸命やっているのがカワイイよね」と台湾の視聴者から支持を得るようになったのだそう。「カタコトの日本語で頑張ってる外国の方って、日本人もカワイイって思うじゃない? あれはやっぱり外国の方も思うんだね」と、海外でも共通する感覚に納得するマツコ。言葉が流暢に話せるようになるとその戦術も効かなくなってしまうのだが、風田さんが次に取った意外な成功術に、マツコは「いいな~! なんか自由ね台湾! あたしも台湾行こうかな!?」と大興奮だ。