2019年3月に現役を引退した元プロ野球選手のイチロー氏が、SMBC日興証券のWEB動画シリーズ『もしもイチローが社長だったら!?』に出演。これまでで一番高額だった買い物エピソードを打ち明けた。

  • 『もしもイチローが社長だったら!?』に出演したイチロー氏

『もしもイチローが社長だったら!?』は、第1弾が累計1,300万回再生、第2弾が累計2,700万回再生と、これまで大好評だったWEB動画の第3弾。今回の動画では、「上司にしたいランキング」で毎年上位にランクインしているイチロー氏が、“社長”としてさまざまな質問に答えている。

そのなかで、「これまでで一番散財したのは何ですか?」と聞かれたイチロー氏は、「車とか家とかそういうものを除けばカバン」だと告白。ニューヨークでお気に入りの店を訪れたときに、偶然そのブランドのデザイナーが来店していたと言い、「あいさつしてくれて。僕からのお願いで、僕に会ったときのイメージで、世界に一つだけのものを作ってもらえないかって言ったら作ってくれたんですよ」というエピソードを披露。

そのカバンは「めっちゃ高いんです」と打ち明けながら、「これって人それぞれなので。洋服にこんなお金かけることないよね?って思う人はたくさんいるじゃないですか。車だってそうです。何に対してもそうですよね。それは価値観なので」と、お金をかける部分は人によって違うことを強調。「僕は天才の作品がそこにあったら、それから得るものってものすごいたくさんあるので」という理由でカバンを購入したことを明かした。

また、天才の作品として大切にしていた一方、「置いておくだけだと嫌になっちゃって……」とも。現在、“世界に一つだけの高額なカバン”は、「普段使いになってる」と言い、「汚くなってきてそれはそれでいいんですけど。今も使ってるんです。15~16年ですね。一生持っておくと思う」と話し、物持ちの良さを指摘されると、「めちゃくちゃいいです」と笑顔で断言していた。

SMBC日興証券の公式YouTubeチャンネルでは、今月6日より、計42本の『もしもイチローが社長だったら!?』を公開中。イチロー氏が語るビジネス観や素顔が垣間見える内容が、話題となっている。