南海電鉄は5月22日、大阪府の「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」の進捗に伴う南海線のダイヤ改正を行う。同日から高師浜線は運休し、約3年間にわたりバスによる代替輸送を実施。コロナ禍での利用状況を踏まえ、終列車の繰上げを含む輸送力の見直しも予定している。
空港線では、特急「ラピート」の昼間時間帯(難波駅8~16時台、関西空港駅9~17時台)の運転本数を毎時2本から1本に減便。これにより、「ラピート」の運転本数は平日・土休日ともに1日66本から48本に変更される。なお、ダイヤ改正後も当分の間、昼間時間帯の運休を継続する。
空港急行は下り・上りともに8両編成の一部列車を6両編成に変更するほか、22時以降の運転本数を平日ダイヤで4本、土休日ダイヤで2本減便する。平日ダイヤ・土休日ダイヤの最終列車である難波駅0時25分発、住ノ江行の普通は運転取りやめに。難波駅0時8分発、泉佐野行の急行を最終列車とする。普通は難波駅0時0分発、羽倉崎行が最終列車となる。
高野線は現行の難波駅0時25分発、堺東行の各停を運転取りやめとし、難波駅0時10分発、三日市町行の区間急行を最終列車とする。各停は難波駅0時0分発、千代田行が最終列車となる。