タレントの市川美織が18日、都内で開催された令和時代のスターを発掘するガールズオーディション「DUO presents TGC AUDITION 2021」のゲスト審査員を務めた。
大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」がプロデュースする同オーディション。芸能プロダクションの生島企画室、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、プラチナム プロダクション、プロダクション尾木、ホリプロの6社が参加し、所属契約をかけた公開ドラフト会議を実施。市川はプロダクション尾木の代表として、ゲスト審査員を務めた。
市川はこの日、ドラフトで指名されなかった人に向け、「私もオーディションが苦手で。どうしても緊張して上手く話せず、頑張ってきたのに本番で力を出せなかったりした。そういうのは不安の材料になると思う」といい、「大人になってから『オーディションで何を見ているのか?』を聞いたことがある。その答えが『入ってきたときのフィーリング』でした。今回がダメでもご縁がないだけで、ほかのご縁があるかもしれないのでそこで頑張ればいい。次に何かがあるから、今回ダメだったと思ったら楽になって、夢も追いかけ続けられる」と前向きなメッセージを送った。
また、「私も幾度の困難を乗り越えてきた。事務所をクビになったりとか…あ、別に不祥事ではないですよ(笑)。人には向き不向きがあると思うので、落ち込んでもどんどん色んな方向性で挑戦してほしい。次もあるよねって選択肢を増やしてほしい。これからが勝負どころ」と未来の後輩たちに語りかけていた。
同オーディションの対象となるのは、モデル・タレント・女優・アーティストを目指す9歳以上の女性で、特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュア。今年はおよそ6400人の応募があった。各プロダクション1位指名の6人の中から選ばれたグランプリは、東京在中の14歳、寺島季咲さんとなった。
ゲスト審査員にはそのほか、朝比奈彩、近藤千尋、小室安未、鈴木ゆうか、足立梨花も務めた。