28日にオンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)内で、女優の永野芽郁が主演を務める映画『地獄の花園』(5月公開)のステージが行われ、永野含めたキャスト8人が役衣装で登場した。

  • 左から広瀬アリス、永野芽郁、川栄李奈

映画は、バカリズムの脚本が脚本を手掛けるオリジナル作品で、「地上最強のOLに成り上がれ!」をテーマに、日本中のOLが喧嘩上等の抗争を繰り広げるストーリー。この日は永野のほか、広瀬アリス、遠藤憲一、大島美幸、勝村政信、川栄李奈、松尾諭、丸山智己が参加し、全員特攻服姿を披露した。永野の「寝言こいてんじゃねーぞ、ブス!」、広瀬の「てめぇら全員かかってこいよ!」というドスの利いた声を合図に、TGCのランウェイに“カチコミ”。一気に異様な雰囲気に包まれた。

キャストがズラリと並ぶと、TGC司会のお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が「近未来のチンピラみたい」とド派手衣装に驚き。永野は「普通のOLに見えて社内で派閥争いをしている不思議なコメディ映画です」といい、遠藤ら男性キャストもいるが「全員OLです!」と強調した。

カリスマヤンキーOLを演じる広瀬は作品について、「めちゃくちゃ面白い。台本に血が出たまま普通に働いているとか、ボコボコにされるとか書いてあって。でもちゃんとOLなんです」といい、川栄も「喧嘩シーンやメンチを切る場面が多かったけど、撮影は賑やか。エンケン(遠藤憲一)さんが面白くてムードメーカーだった」と和やかな収録を振り返った。

TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から3回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。

撮影:蔦野裕