もしも手元に1000円があったら、あなたは何に使うのが「贅沢」だと思いますか? 東京の蔵前・浅草橋と中野に店舗を構える汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」店主の東山広樹さん(@h_gashiyama)の考える「最も贅沢な1000円の使い方」が話題になっています。

~僕の知る限り、最も贅沢な1000円の使い方~
①もやしは袋を破いてレンジで600w3分
②豚ラーメンを温めてから角煮を温める
③豚ラーメンに、もやし、角煮を盛り付け、角煮の汁をもやしにかける
完成
24時間食べられる二郎インスパイア系爆誕!
これが全てセブンイレブンで買えるなんて信じられない…(@h_gashiyamaより引用)

このラーメンのベースとなるのは、セブンイレブンで販売されている、千葉県松戸市の人気ラーメン店「中華蕎麦とみ田」が監修したチルドカップ麺「中華蕎麦とみ田監修三代目豚ラーメン」。元々、ラーメンチェーン「ラーメン二郎」をインスパイアした"二郎系"として人気の商品のようですが、もやしと肉マシマシでより「二郎」感が高まったビジュアルに。

「うおおおお 手軽に二郎系食えるのはやばい」「すごく美味しそうだけどカロリーも凄そう」「今週末の食事の一つが決まった瞬間である……」と、多くの興奮気味のコメントが寄せられています。

リプライ欄や引用リツイートには「やってみました!」「さっそく食べました!! めちゃめちゃ美味い あまり外食できないからこんなラーメンを家で食べられるなんて」という報告も。

1,000円でそんなに贅沢な気分になれるなら! と、「全部セブンイレブンで買える二郎インスパイア系ラーメン」をマイナビニュース編集部でも実際に作ってみました。

作ってみた&いざ実食!

材料は「中華蕎麦とみ田監修三代目豚ラーメン」(594円)、「セブンプレミアムゴールド 金の豚角煮」(397円)、そして「7プレミアム 緑豆もやし」(41円)。全部セブンイレブンで揃いました。合計1,032円と、1,000円を少し超えてしまいましたが、もやしをより安い店で買っておけばもう少し押さえられそうです。

ちなみに「中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメン」、持って歩いているだけで、同僚から「それ美味しいですよね! 昨日食べました」「美味しいけどニンニクがヤバいので牛乳かリンゴジュースも一緒に飲んだ方がいいですよ」等々、声がかかるほどの人気ぶり。

そんなに人気のラーメンに、さらに手を加えたらどうなるのだろうか……と期待は高まるばかり。

まず、もやしは袋を破いてレンジで600w3分。編集部の電子レンジは500wなので、だいたい3分半程度レンチンしてみたところ丁度良い具合に。

続いて「三代目豚ラーメン」を温めます。500wのレンジで約7分30秒。

ちなみに「カロリー爆弾」というコメントもちらほら見かけますが、「三代目豚ラーメン」単品で811kcal、「金の豚角煮」が355kcal、「7プレミアム 緑豆もやし」は35kcal、1杯あたり合計約1,201kcal程度です。

ラーメンが温まったら、「金の角煮」を500wで約1分20秒温めます。

ラーメンを先に温めると麺が伸びるのでは? と思ったものの、ラーメンの調理時間が長いのでこの順番がベストのよう。後で食べるとわかりますが、かなりしっかりした麺なので伸びた感じは気になりません。

それでは具材を積んでいきましょう。

とはいえ「三代目豚ラーメン」自体が相当なもやしの量と大きなチャーシュー、刻んだ背油が載っていて、かなり完成度が高い一品。

まずはもやしを。高く盛り付けたいけれど意外とバランスが難しい……。

続いて「金の豚角煮」を盛っていきます。「箸でほぐれる柔らかさ」とある通り、うっかりすると大きな塊がばらけるので注意して積み上げます。

仕上げは「金の豚角煮」の汁をもやしにかけましょう。余すところなく使います。

完成! レンチンして盛り付けるだけですが、崩さないよううまく積み上げたり、作る過程も含めて楽しい一杯に。

もやしと角煮の山の下から、太くて縮れた麺を発掘。弾力が強く、二郎系ならではのワシワシした噛み応えの麺はかなりの満足感です。

「金の豚角煮」、肉はホロホロ、脂身はプルプル。贅沢にラーメンに乗せるのも良いですが、次はビールのおつまみや、白米と一緒に食べたいくらいの美味しさ。400円と少し高めでも、レンチンだけでこんなにトロトロの豚角煮が食べられるのは凄い。

元々の「三代目豚ラーメン」のチャーシューも、柔らかでしっかりした味つけ。「金の豚角煮」との味の違いを楽しみつつ、1枚しかないので大事に食べました。

1,000円ちょっとで贅沢な気分になれる、セブンイレブンの商品で自作する「二郎インスパイア系ラーメン」。さらにニンニクを増したり、別の具材を足したり、好みに合わせてカスタマイズも自由自在。カロリーには目をつぶりつつ、週末はこんな贅沢を楽しんでみては?