香取慎吾と祐真朋樹氏がディレクションを手掛けるショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)。2018年8月「2018AW」からスタートし約3年、6期目を迎え、4月18日より「JANTJE_ONTEMBAAR 2021 Spring/Summer」コレクションが始まる。
今シーズン、香取が生み出したアートは“SAKURA”と“NEW WORLD”。長い冬を乗り越え春を迎え、この2つのアートをモチーフにした各種商品を届ける。
“SAKURA”は、これまで以上にもっと自然だったり、触れ合いだったりを求める気持ちが強くなる今だから、おうち時間が長くなったときでも、満開の桜を洋服として身に纏ってもらいたいと願いを込めた。“NEW WORLD”は、東京で行われるはずだった祭典をインスパイアした“CHANCE”と“Change”(2020SS)から、その華やかな時が過ぎた後のデカダンスを描いた“Pre”(2020AW)を経て、その先にあるNEW WORLDを表現。新世界を目指して――という明るい想いを込めて描いた。
香取は今シーズンのアートについて以下のようにコメントしている。
SAKURA
この作品を描いたのは、2020年の秋ぐらい。
今までのお花見とは違う向き合い方になるんだろうなと思いながら描きました。
木の下から、満開の桜を見上げて空も見えないぐらい咲きこぼれる、桜の花に包まれている景色。
2020年にこの世界が始まって、2021年は今までよりもっと自然だったり、外の空気だったり、触れ合いだったりをこれまで以上に求める気持ちが強くなるだろうって。
だから、またおうち時間が長くなったときでも、満開の桜を洋服として身に纏ってもらえたらなと願い。
いまみたいに先が見えないときでも、この国にはこんなに気持ちのいい、明るい気持ちになれる桜があるんだよって。
NEW WORLD
ちょっと先がみえないいま、すごく前向きに新世界をポップにいきたかった。
東京で行われるはずだった祭典をインスパイアした“CHANCE”と“Change”(2020 SS)から、その華やかな時が過ぎた後のデカダンスを描いた“Pre”(2020 AW)を経て、その先にあるNEW WORLD。
新世界を目指して――という明るい想い。
2020 年とは違う気持ちのスタートでもあったから、「僕たちは JANTJEONTEMBAAR です」と心持ちを表し“JANTJEONTEMBAAR 新世界 2021”と文字で描きました。
そして、いま僕たちは NEW WORLD へと向かって。