京王電鉄は14日、京王線を走る9000系が20周年(運行開始日は2001年1月24日)、井の頭線を走る1000系が25周年(運行開始日は1996年1月9日)を迎えるにあたり、4月25日から「9000系20周年・1000系25周年記念乗車券」を数量限定で発売するほか、4月26日から両形式にヘッドマークを付けて運行すると発表した。

  • 「9000系20周年・1000系25周年記念乗車券」イメージ

「9000系20周年・1000系25周年記念乗車券」は、9000系・1000系のデビュー当時の写真と諸元表のしおり、京王線・井の頭線1日乗車券、明大前発小児100円区間乗車券の短冊形軟券乗車券が封入された商品。1セット1,000円で、2,500セットを数量限定で京王線・井の頭線12駅(新宿駅、笹塚駅、千歳烏山駅、調布駅、府中駅、高幡不動駅、京王八王子駅、京王多摩センター駅、渋谷駅、下北沢駅、明大前駅、吉祥寺駅)にて、4月25日から販売する。購入は1人1会計2セットまでとなる。

ヘッドマークは9000系第1編成と1000系第1編成に掲出。記念デザインのヘッドマークを取り付け、4月26日から6月30日まで(予定)の期間限定で運行される。

  • ヘッドマーク取り付けイメージ

4月25日には、若葉台車両基地にて事前申込みによる9000系の撮影会と9000系グッズの先行発売のイベントを実施(雨天決行・荒天中止)。13~16時の間に定員120名の撮影会を3回開催する予定で、料金は2,000円。小学生以上が参加でき、大人・小人同額で、未就学児乳・幼児同伴の入場は不可となる。撮影会の申込みは4月14日19時からメールで受け付ける(先着順)。

車両撮影会では、9000系を並べて新規作製した20周年記念ヘッドマークや過去のヘッドマーク数種類を付け替えるほか、デヤ900形DAX編成も並べられる。工場内で活躍する引退予定の多目的作業車「ウニモグ」の撮影も可能。記念乗車券の発売、マグカップ・缶バッチ・クリアファイルセット(主要諸元表パンフ付)・9000系座席シート素材の座布団・ペンケース・ティッシュケースのグッズ販売も行われる。