• 1998年8月16日放送『段ボール拾い 逆風人生』より (C)フジテレビ

『ザ・ノンフィクション』は、ナレーターとして関わってきた番組であるのと同時に、「シンプルにファンなんです」という宮崎。「(取材対象の人たちが)カッコ悪いところも全部さらけ出されているので、そうやって人間の良いところも悪いところも含めて見られて、『それが人間なんだ』と思うから、夢中になれる気がします」と、その理由を語る。

それが見られるのは、「映っている人たちも、それを撮っている人たちも真剣だからなんだろうなと。その真剣さを映像から感じるからこそ、心が揺さぶられるのではないかと思いますし、こんなに長く愛される番組になったのだろうと思います」と分析。

さらに、「この何年かで世界がどんどん変わっていますし、自分もその変化を含めて面白いなと思いますね」と、長く続いているからこその発見もあったそうだ。

■いちファンとして応援「これからも長く見ていきたい」

今回の「放送1000回SP」は、95年の放送開始からこれまでの軌跡をたどっていく内容で、収録を終えると、「心の中がすごく忙しかったです」と本音を吐露。

その理由は、「いろんな物語が出てくるので、1つの物語に気持ちが入ったと思えば、また次の物語に気持ちが入っていく。毎回無意識のうちに、その物語に寄り添ってナレーションを読ませていただいていたんだなということを改めて実感しました。今回はたくさんの物語に寄り添えたので、贅沢でもあるなと思いました」という。

そして、「本当にお腹いっぱいで、すごい番組なんだなと改めて思いました。いろんな方のナレーションをギュッと詰め込んでたくさん見られたのも面白くて、ダイジェストではなく、全編見たいものがいっぱいありました」と、魅力を再確認した。

その上で、「今まで『ザ・ノンフィクション』をずっと見てこられた方もいると思いますが、このタイミングで初めて見る人がいたら、絶対この番組をこれからも見続けようと思われるのではないでしょうか」と予告。

「私はこれからも長く見ていきたいので、このご時世で密着するのもなかなか難しいでしょうし、大変な時代になりましたが、いちファンとして応援しています」と、今後も心を揺さぶる物語に期待しながら、スタッフたちにエールを送った。

  • (C)フジテレビ

宮崎あおい
1985年生まれ、東京都出身。4歳で子役としてデビュー。その後、『NANA-ナナ-』『少年メリケンサック』『舟を編む』『怒り』などの映画、『純情きらり』『篤姫』『あさが来た』などのドラマに出演。『ザ・ノンフィクション』では、番組最多回数のナレーションを担当し、この「放送1000回SP」で36回に達する。