お笑いコンビ、オズワルドの単独ライブ「あたらしいとうきょう」が9日、東京・新宿のルミネtheよしもとで開催され、オズワルドのツッコミ担当・伊藤俊介の妹で女優の伊藤沙莉がサプライズ出演。コントに歌に、サービス精神で夢の兄妹コラボで会場を沸かせた。

  • オズワルドの単独ライブ「あたらしいとうきょう」

この「あたらしいとうきょう」は、「M-1グランプリ」2019年・2020年と2年連続でファイナルに進出した実力派しゃべくり漫才師・オズワルドが、昨年3月開催予定だった単独ライブを新たにブラッシュアップ。得意の漫才あり、映像ネタあり、コントありと、今の実力を存分に発揮した至極のネタを90分間で披露した。

最後のネタでは、シークレットゲストとして伊藤沙莉と、お笑いコンビのカナメストーンがサプライズで登場。ユニットコント「あたらしいとうきょう」を、オズワルドも含めて全員で披露した。

同コントは、SNS発達の弊害で戦争が起こった世界を舞台に、嘘禁止法と全市民に嘘発見器の着用が義務付けられた地下世界の大都市“ニュートーキョー”に暮らす人々の人間模様を描く。

ボケの畠中悠や伊藤たちが、伊藤の妹の20歳の誕生日をお祝いしたいと話していると、そこへ伊藤沙莉本人がサプライズで登場した。ピンクのマスクをつけてはいるものの、観客もすぐサプライズに気づいた様子。「本物の沙莉だ!」(畠中)「お、おう」(伊藤)とたじろぐ男たちの怪しい言動を見た伊藤沙莉は「ははーん、お兄ちゃんの遅刻癖がどうやったら治るか相談してたんでしょ?」と言って、爆笑を誘っていた。終盤、伊藤沙莉は畠中が作曲したという「あたらしいとうきょう」でハスキーボイスの歌声も披露するなど、兄の晴れ舞台を大いに盛り上げた。

ライブ終盤のトークコーナーでは、兄の伊藤が「とうとう呼んでしまいました!天才女優・伊藤沙莉です!」と妹を紹介。畠中も「伊藤沙莉って簡単に呼べるんだね。本当にありがとう!」とお礼を言うと、伊藤沙莉は「めちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔を浮かべながらも、「最初で最後にしていただきたいな(笑)」と返し、笑いを誘っていた。

ライブの模様は、オンラインチケットよしもとにてアーカイブ配信中。販売は4月16日12時まで、見逃視聴は16日19時まで。