苦手なことがあるのだけれど、どうすれば出来るようになるのか分からない……。そんな悩みを抱えているあなたへ、ある”苦手克服法”をご紹介します。

それが、漫画家・福地翼さん(@fukuchi_tsubasa)の投稿です。

苦手だな、向いてないのかな……と悩んでいる人へ
(@fukuchi_tsubasaより引用)

苦手だと思うことを「習慣の集合体」として見る。そしてそれを少しずつ変えていく……。すると何が起きるんでしょう?

気づいたら、苦手だと思っていたことは、「できた」の集合体になっていました。この意外な発想に、読者からは「この発想……すげえ!! 金言な気がする」「これは面白い…!」「すごくわかりやすいです。なるほど!」「こういう考え方素敵」「無理やりじゃなくて、少しずつが大事なんですね」「めちゃくちゃ目から鱗落ちてます。今日試してみます」といった反応が続々と寄せられていました。

リプライには、ツイ主さんと同じように、漫画を描いていらっしゃる人からのリプライが目立ちましたが、「他にも応用できそう」という声も多く、学習や仕事、小説、ダンスの練習、人付き合い、人生における苦手克服への参考としている人も多数見受けられました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 苦手だと思うことを「習慣の集合体として見る」という発想が大変ユニークで、目から鱗だった読者も多いと思います。こちらの手法を思いつくに至ったきっかけなどがあったのでしょうか?

福地翼さん:きっかけは漫画にも描いてある『ガムを噛むのをやめて紅茶にした』ことです。 些細な事だったのですが、もしかしたら他にも変えたら仕事が捗る習慣があるかも…と思い、色々変えていく過程で「苦手と習慣は繋がってるのでは?」と思うようになりました。

―― 今回のツイートが大きな反響を生んでいるかと思います。率直なご感想などはございますか?

福地翼さん:僕の場合はネーム(漫画の設計図作り)だったのですが、他のことにも使える考え方かもと言ってもらえたのが嬉しかったです。そして共感いただいた根っこにあるのは皆さん「苦手を苦手のまま諦めている」という事なのかなと感じていました。

―― そのとおりですね。そういう人は多いと思います。

福地翼さん:自分はこれが苦手だから……と避け続けてきたけど、本当は皆さん「克服できる事なら克服したい!」と思っていたのかなと。今回の漫画をその克服のきっかけにしていただけたら幸いです。


多くの社会人に刺さるであろう今回の投稿。嫌だと思うことを克服したいと思っているそこのあなた、ぜひ試してみてはいかがでしょう。