どんな仕事にも”縁の下の力持ち”と呼ばれる存在がいると思うのですが、そんな縁の下で一生懸命に働いている人たちについてつぶやいた投稿がツイッターで話題になっていました。

それが、教皇ノースライムさん(@noooooooorth)が投稿したこちらのツイートです。

  • ※画像はイメージ

日本人は「縁の下の力持ち」という言葉を好む割に「縁の下の力持ち」を評価しない気がする。で、居なくなってようやく重要さに気付くんよな。気づかないことも多いけどな。
(@noooooooorthより引用)

「縁の下の力持ち」を評価しない日本社会に対する鋭い指摘。この投稿に、「どんな職種・分野でも、フォロー役はあまり注目されませんよね」「いて当たり前、やってもらって当たり前だと思っているから、いなくなってからありがたみや存在に気づくんですね」「目立つところにもお金を払わないけれど、目立たないところには更にお金を払わない」「縁の下の存在を見ないことにしてることが多いと思う」など、共感の声が多数寄せられていました。

また、実際に”縁の下の力持ち”として働いていた人の体験談や、さまざまな意見も。いくつかご紹介しましょう。


・会社辞めた後、ある会合で元上司にあったら、あなたがいなくなって、あなたがどんな仕事をしていたかがよくわかったと、言われた。今更、遅いんだけどね。

・縁の下の力持ちを評価出来ない人間は、その人がいなくなったらどんな事になるかも分からないし、いなくなった後にダメになっていく理由も分からない。

・働き者の掃除のおばちゃんが解雇された後、職員が輪番で掃除になったけど、一瞬で汚くなって仕事に集中出来なくなったなぁ……。

・売り上げ上げた営業には報酬あるのに物作ってる側には売れても報酬ないのとか、その典型よな そら技術者逃げるわ

・モラハラ夫がよく当てはまる。奥さん居なくなってわかるんだよな。社会から見えない専業主婦(夫)をバカにするのに受け継がれてるんだよね。


ツイ主さんにお話を聞いてみたところ「色んな立場からきていて受け取り方はそれぞれだなと思いました。ツイートそのものに意味があるというより、見た人の考え方が反映される内容だったんでしょうね」とのこと。実は、同様のツイートを2018年にも投稿したそうなのですが、その時はあまり反響はなかったのだとか。今回8万を超える”いいね”が付いたことに、「時代とあったのでしょうか」と話していました。

多くの会社員の気持ちを掴んだ今回の旬ネタ。いつでも感謝の気持ちを持ってお仕事をしていきたいものですね。