元欅坂46でタレントの長濱ねるが、2021年度幻冬舎文庫フェアキャラクターに就任したことが7日、分かった。あわせて、ビジュアル撮影の様子をおさめたメイキングムービーが公開された。

長濱ねる

幻冬舎文庫が創設25年目を迎える、記念すべき2021年度。昨年度はEXILE/FANTASTICSの佐藤大樹、一昨年度は新田真剣佑、と男性が続いており、女性が務めるのは夏目三久以来8年ぶり。

読書好きとして知られる長濱は「本当にうれしくて光栄です。自分が大好きな本屋さんに、本をすすめる立場として携わることができる、すごく幸せなお仕事だなと思いました」と歓喜し、「今年1年は自分も、もっともっとたくさん本を読みながら過ごしたいなと思います」と宣言した。

また、オススメの1冊は「中学2年生のとき、アメリカでのホームステイに1冊だけ本を持って行ったんです。それが重松清さんの『エイジ』。飛行機の中で読もうかなと思って1冊だけ入れていったんですけど、アメリカに行ったらすごく日本語が恋しくなって。アメリカで4~5回読み返したので、すごく印象深く残ってますね」と語る。

幻冬舎文庫の高部真人編集長は、長濱の起用理由を「どなたにキャラクターをお願いしたら若者に書店に足を運んでもらえるだろうかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだのが、長濱ねるさんでした。彼女が欅坂46のメンバーだった頃から読書がお好きだということは耳にしておりましたし、文庫本を手にした姿もイメージにぴったりでした」と明かした。