俳優の山崎賢人が主演を務める映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』が6月25日に公開されることが5日、明らかになった。

  • 左から山崎賢人、清原果耶

    左から山崎賢人、清原果耶

同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。

2月19日からの公開を予定していた同作だが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況を受けて公開を延期していた。この度、新たな公開日が決定となり、場面写真も一挙解禁。1つのイヤホンをお互いに片耳ごとに付けて一緒に音楽を聴く宗一郎と璃子(清原果耶)や、コールドスリープから目覚めた宗一郎など温かみを感じるものもあれば、不穏な空気を感じせる悲しげな表情をしながら猫のピートを抱える璃子を捉えた1枚など、過去と未来の世界、そして物語が様々に展開していく様子を切り取った計8枚が公開された。