「コムヨビ」は3月29日、「新型コロナウイルスと子どもの就職」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2021年2月22日~28日、調査対象は就職経験のない子供がいる人、有効回答は515人。

子どもになって欲しい職業、1位「公務員」

新型コロナウイルスの影響を受けて、子どもの就職に不安があるか尋ねたところ、「すごくある」は148人、「少しある」は194人と、合わせて342人が「不安がある」と回答。一方、「全くない」は47人、「あまりない」は126人となった。

  • 新型コロナウイルスの影響を受けて、子どもの就職に不安がありますか?

子どもの就職に不安があると答えた人に、子どもになってほしい職業を聞くと、1位に選ばれたのは「公務員」(185票)。回答者からは、「景気に大きく左右されないし、福利厚生もしっかりしてそう。定年まで働けそうだし、老後も安心」「これからのコロナ情勢で不安定な世の中、公務員が一番安定していると考えるから」といった声が寄せられた。

2位は「医師」(30票)。「技術を身につけているので、将来職には困らないと思うから」「今回の不況を目の当たりにし、有事に影響を受ける事なく常に収入源を確保できる仕事につくことが重要だと感じています」などの理由がみられた。

3位は「薬剤師」(25票)。「安定していて絶対に必要な職業だから」「況でも資格があれば安心だし、医療系の職業は今後も必要とされると思うから」といった意見が挙がった。

4位は「看護師」(23票)。「やはり安定性というか、多分20年後位までは今とかわんないんじゃないかなと思える位仕事がありそうだから」などの声が寄せられた。

5位は「プロスポーツ選手」(10票)。「才能をそのまま職業にできる」といった理由がみられた。