俳優の坂口健太郎が主演するカンテレ・フジテレビ系スペシャルドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル』が、30日の放送後23時30分から、フジテレビの動画配信サービス・FODで独占見放題配信を開始した。
謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、さまざまな未解決事件を解決していく同作。坂口郎が“現在”の刑事・三枝健人を演じ、北村一輝が“過去”の刑事・大山剛志を熱演。そして、吉瀬美智子が大山(北村)を密かに思い続ける未解決班の班長・桜井美咲を演じる。
今回のスペシャルのあらすじは、以下のとおり。
廃棄されるはずだった古い無線機で、熱血刑事の大山剛志(北村一輝)と時空を超えて通信できるようになった三枝健人(坂口健太郎)。二人は別の時代を生きながら、互いに協力して未解決事件を次々に解決。一度は白骨死体で見つかった大山の死を回避することにも成功し、2018年、健人はついに大山と対面するときを迎える。
しかし、大山は入院中の病院から忽然と姿を消し、さらに殺人の容疑で逃走中だった元警視庁管理官・中本慎之助(渡部篤郎)殺害の濡れ衣を着せられ、2020年の今も行方不明。中本殺しの犯人を捕まえることこそが、大山を救う唯一の方法だと考えた健人は、未解決班で桜井美咲(吉瀬美智子)とともに犯人逮捕を誓う。
そんなある日、20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃(桜井ユキ)が生きていると、カメラマンの武田寿士(古川雄輝)が訪ねてくる。数日前、二人の思い出の場所でカメラを構えると、レンズの向こうに歳を重ねた胡桃がいたという。撮影した写真を見ると、写っている女性は確かに胡桃によく似ていた。もし、本当に胡桃が生きているとしたら、20年前に貯水池で発見された遺体は別の人間ということになる――。健人と美咲は、突然いなくなった最愛の人を今も忘れられずにいる武田の想いに動かされ、早速、未解決事件として捜査に乗り出すが、遺族はなぜか非協力的で、捜査は難航する。
するとある晩、時計が23時23分を示したその瞬間、再び無線機が鳴り出し、健人は2000年を生きる大山とつながる。健人から話を聞いた大山は、逃走中の身でありながら捜査への協力を申し出て、20年前の武田に接触。やがて、女優の卵だった胡桃が、派遣のアルバイトで訪れたパーティーで、建設会社社長の石川匠(青木崇高)と出会っていたことが分かり…。
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