UOCCはこのほど、「飼っていた犬や猫が死んだ後の対応に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は3月、飼っていた犬や猫が亡くなったことのある200人を対象に、インターネットで実施した。

  • ペットの死亡後の対応はどうしましたか?

飼っていたペットが亡くなった時の年齢を尋ねたところ、平均は13.1歳だった。これは人間の年齢に換算すると、70歳前後に相当するという。

住んでいる住環境について聞くと、「一戸建て」(69.0%)が最も多く、「2K・2LDK(マンションかアパート)」(14.5%)、「3K・3LDK(マンションやアパート)」(9.5%)、「1K・ワンルーム(マンションかアパート)」(3.5%)、「4K・4LDK(マンションやアパート)」(2.5%)、「5K以上(マンションやアパート)」(1.0%)という結果になった。

ペットの死亡後の対応について尋ねると、53.5%が「民間業者で火葬」と回答した。次いで「自宅で土葬」(23.5%)、「自治体で火葬」(17.5%)、「近所に土葬」(4.0%)、「自宅で火葬」(1.5%)となっている。

ペットの葬儀は行ったか尋ねたところ、「行った」は33.0%、「行わなかった」は67.0%だった。葬儀を行った人の理由としては、「家族の一員だから」「人と同じような対応をしたいから」「しっかり供養したいから」というものだった。一方、葬儀をしない人の理由は、「サービスが近くになかったから」「ペットのお葬式があることを知らなかったから」「自分たちでお別れを行い、それで十分だと思ったから」「お金がかかるから」などだった。

ペット霊園でお墓を作ったか聞くと、92.5%が「作らなかった」、7.5%が「作った」と答えた。ペット霊園でお墓を作った人の理由は、「お墓の管理をしっかりとやってもらえるから」「定期的にお墓参りができるから」「他の動物達もいれば寂しくないだろうから」だった。

一方、ペット霊園でお墓を作らなかった人からは「家の敷地内にお墓を作ったから」「家のお墓のほうが寂しくないと思ったから」「遺骨をもらえなかったから」「霊園が不便なところで通えそうになかったから」「家族のお墓に入れたから」「お金がないから」「必要だと思わなかったから」「そういったサービスが近くになかったから」などの理由が挙げられた。

ペットの死亡後の対応でかかった金額について尋ねると、平均2万2,871円だった。最大値は20万円となっている。高額な人もいる一方、「0円」という人も21.5%見られた。