大東建託は3月24日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020<ふるさと版>」を発表した。都市部を除いた全国1,369自治体に居住する20歳以上の個人9万2,085人を対象に、今住んでいる地域の居住満足度(5段階)を尋ねた。

  • 画像はイメージ

1位は山梨県中巨摩郡昭和町

1位に輝いたのは、昨年度回答者数が30未満でランキング対象外だった山梨県中巨摩郡昭和町(偏差値74.4)。2位は昨年度11位の熊本県菊池郡菊陽町(同74.0)、3位は同4位の沖縄県中頭郡北谷町(同73.5)となった。

4位は熊本県合志市(同72.2)、5位は沖縄県中頭郡中城村(同71.8)、6位は静岡県駿東郡長泉町(同71.6)、7位は石川県野々市市(同71.3)、8位は沖縄県島尻郡南風原町(同70.6)、9位は沖縄県豊見城市(同69.4)、10位は富山県砺波市(同69.2)と続き、昨年度ランキングトップ10の自治体は、今回もほとんどが上位(概ね30位以内)に入った。

  • 街の住みここちランキングTOP30

トップ100を地域別にみると、昨年度同様、九州圏が26自治体と最も多く、特に沖縄県からはトップ10内に4自治体、11~50位内に3自治体、51~100位内に4自治体が入った。

因子別では、トップ10の生活利便性、行政サービス、親しみやすさ、交通利便性、イメージ因子はすべて60以上の高偏差値だった。また、1位の山梨県中巨摩郡昭和町や2位の熊本県菊池郡菊陽町では、物価・家賃手頃因子も高評価を得ていた。