大東建託は11月25日、「街の住みここち」および「住みたい街」ランキング2020<全国版>の結果を発表した。調査は3月17日~4月3日、47都道府県1,856自治体居住の20歳以上の男女を対象にインターネットで行われた。

街の住みここちランキング2020<全国版>

  • 「いい部屋ネット 街の住みここち(自治体)ランキング2020<全国版>」TOP30

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「街の住みここちランキング2020」の結果、自治体では1位「奈良県北葛城郡王寺町」、2位「東京都中央区」、3位「大阪府大阪市天王寺区」となった。

1位の「奈良県北葛城郡王寺町」は、大阪市や奈良市へのアクセスに便利なベッドタウン。保育園等や公共施設の充実、教育、介護保険といった「行政サービス因子」において全国6位と高い評価を得ている。

2位の「東京都中央区」は東京23区の中心部に位置し、交通利便性が非常に高い街。3位の「大阪府大阪市天王寺区」は、商業施設が集積しており、近年のタワーマンション供給などにより人口も増加している。以下、4位「愛知県長久手市」、5位「東京都文京区」、6位「福岡市中央区」、7位「大阪府箕面市」、8位「愛知県名古屋市昭和区」、9位「福岡県糟屋郡新宮町」、10位「兵庫県芦屋市」となった。

都道府県ランキングでは、「東京都」が1位に。「親しみやすさ因子」「交通利便性因子」「生活利便性因子」「イメージ因子」「行政サービス因子」の5項目で全国1位を獲得した。以下、2位「兵庫県」、3位「福岡県」、4位「神奈川県」、5位「大阪府」、6位「京都府」、7位「愛知県」、8位「奈良県」、9位「沖縄県」、10位「広島県」となっている。

住みたい街ランキング2020<全国版>

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「住みたい街(自治体)ランキング」の1位は、「福岡県福岡市」だった。7つの区から成る同市は、博多区は交通の要、中央区には商業施設が集積。非居住者からは、「交通利便性の高さ」「物価の安さ」「飲食店が充実していて食事がおいしい」「以前住んでいて住みやすかった」などのコメントが多く寄せられた。

続く2位は「神奈川県横浜市」。18区に分かれている同市は、東京都心部への交通の便が良く、また東京とは一味違った国際色豊かな町並みや観光スポット、豊かな自然環境も整っている。3位には「沖縄県那覇市」がランクイン。本土や県内の主要地を結ぶ交通の要所でもあり、多くの観光スポットが点在。那覇市内のアクセスも便利な街となっている。

以下、4位「宮城県仙台市」、5位「北海道札幌市」、6位「兵庫県神戸市」、7位「京都府京都市」、8位「大阪府大阪市」、9位「東京都港区」、10位「東京都世田谷区」となった。

都道府県ランキングでは、1位「東京都」、2位「福岡県」、3位「神奈川県」となった。1位の東京都については、「日本の首都であるイメージの良さやステータス」「交通の利便性」「仕事の多さ」「商業施設や娯楽施設の発展性」などが、人気の要因に。

以下、2位「福岡県」、3位「神奈川県」、4位「沖縄県」、5位「北海道」、6位「宮城県」、7位「兵庫県」、8位「大阪府」、9位「京都府」、10位「静岡県」となった。