大東建託は11月25日、「街の住みここち」および「住みたい街」ランキング2020<東京都版>の結果を発表した。調査は3月17日~4月3日、東京都の63自治体650駅居住の20歳以上の男女を対象にインターネットで行われた。

住みここちランキング2020<東京都版>

  • 住みここち(駅)ランキング2020<東京都版>TOP10

    住みここち(駅)ランキング2020<東京都版>TOP10

東京都の「住みここち(駅)ランキング2020」の結果、1位「半蔵門・麹町G」(東京メトロ半蔵門線)、2位「築地・新富町A」(東京メトロ日比谷線)、3位「世田谷代田」(小田急線)となった。

1位の「半蔵門・麹町G」周辺は、多くのオフィスビルがあるとともに、皇居・最高裁判所・国立劇場もあり治安も良い地域。緑も多く、各国大使館が散在し、大学や私立中高一貫校などもある高級住宅街でもある。

2位の「築地・新富町A」は、築地市場や歌舞伎座・新橋演舞場などがあるエリア。マンションも比較的多く、聖路加国際病院など医療も充実している。3位の「世田谷代田」は、新宿・渋谷へのアクセスも非常に良いエリアで、古くからの閑静な住宅街となっている。以下、4位「広尾」(東京メトロ日比谷線)、5位「東大前」(東京メトロ南北線)、6位「本郷三丁目」(東京メトロ丸ノ内線)、7位「後楽園G」(東京メトロ丸ノ内線)、8位「代々木上原」(東京メトロ千代田線)、9位「表参道」(東京メトロ銀座線)、10位「九品仏」(東急大井町線)となった。

自治体別では、「中央区」が1位に。人口は14万程度であるものの、臨海部や都心部における再開発などにより人口は増加傾向に。交通利便性・生活利便性ともに高い地域となっている。以下、2位「文京区」、3位「目黒区」、4位「渋谷区」、5位「武蔵野市」、6位「港区」、7位「品川区」、8位「三鷹市」、9位「千代田区」、10位「杉並区」と続いた。

住みたい街ランキング2020<東京都版>

  • 住みたい街(駅)ランキング2020<東京都版>TOP5

    住みたい街(駅)ランキング2020<東京都版>TOP5

「住みたい街(駅)ランキング」の1位は、「吉祥寺」(JR中央線)だった。JR中央線を使えば新宿へ、京王井の頭線を使えば渋谷へのアクセスの良い街であり、商業施設や商店街、飲食店などが豊富にあるほか、井の頭公園や中央公園など緑豊かな街となっている。

続く2位は「恵比寿」(JR山手線)。5つの路線を使うことができ、商業施設も多いエリア。駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっている。3位には「新宿A」(JR山手線)がランクイン。世界的にみても乗り入れ路線や乗降客数が多い同駅は、東口は繁華街、西口はオフィス街、南口はバスタ新宿、北側には歌舞伎町や新宿ゴールデン街など、方面ごとに特色のある駅となっている。

自治体別では、「港区」が1位に。六本木・赤坂・青山といった繁華街や麻布十番・白金を含む地域。地下鉄等の路線も多く、繁華街・住宅街・オフィス街など様々な顔を持つ多様性のあるエリアとなっている。

以下、2位「渋谷区」、3位「武蔵野市」、4位「世田谷区」、5位「目黒区」となった。