タレントのウエンツ瑛士、お笑いコンビ・霜降り明星のせいやと粗品、声優の花澤香菜が、MCを務めるテレビ朝日系バラエティ特番『2021 VS 1995~2000 アニソンバトルBEST20』(25日 18:45~ ※一部地域除く)の見どころなどを語った。

  • 左からウエンツ瑛士、せいや、粗品、花澤香菜=テレビ朝日提供

同番組ではさまざまな協力のもと、2021年と1995~2000年のヒット・アニソンBEST20を決定し、ランキング形式で発表。収録を終えたMC陣は、ランクインした曲の中から「個人的No.1」について、ウエンツは「『るろうに剣心』の『1/3の純情な感情』(SIAM SHADE)」、せいやは「『炎炎ノ消防隊』の『インフェルノ』(Mrs. GREEN APPLE)」、粗品は「『BEASTARS』の『怪物』(YOASOBI)」、花澤は「『ポケットモンスター』の『めざせポケモンマスター』(松本梨香)」を挙げたが、それぞれ何位にランクインしたのか。豪華アーティストによる生アニソン歌唱や、知られざるアニソン豆知識紹介にも注目だ。

MC4人のコメントは以下の通り。

――収録の感想は。

ウエンツ:MCに決まったときは「花澤香菜さんと霜降り明星さんと一緒にMCをやれるんだ!」と、うれしくなりました。と同時に、『2021 VS 1995~2000』というタイトルを見て「自分ってもう古い側の世代になったんだな」と実感しましたね(笑)。収録中はランクインした曲が流れた瞬間、歌詞もアニメの内容も、それに付随する学校の思い出も全部思い出すことができて、素敵な番組だなと思いました。

せいや:僕はコロナの自粛期間中もほとんどアニメしか見ていなかったんですよ。最近は新しいアニメを見ていたんですけど、もちろん昔のアニメも好きですし、今回ランクインしたアニソンはほぼ全部知っていたので楽しかったです。収録しながら、本気で「アニメを見たい!」と思いました。昔のアニメも新しいアニメも、もっともっと見ていきたいです!

粗品:今回は時間の都合で1~20位だけ紹介しましたけど、これはホンマに1000位まで発表という形でも全然成り立つし、無限にできる番組やと思いました! スタジオでのアニソン生歌唱もぜいたくで、歌ってくださった皆さん、とんでもなかったですね! ご本人による歌唱はもちろん、カバーして歌ってくださったアーティストの方々もすごい仕上げてきてくださっていて、めちゃくちゃ楽しかったです。

花澤:私もアニソンを歌わせていただいていますが、やっぱり往年の曲は馴染みのある曲ばかり! しかも、それを大御所の声優さんが歌ってらっしゃることも多く、今回改めて「こういう先輩方がいてくださったから、今があるんだなぁ」と、感慨深い気持ちになりました。あと、スタジオでのアニソン生ライブも最高でした! アニソン歌手の皆さんのすごさを改めて感じることができて、すごく楽しかったです。MCという立ち位置に関しては緊張し、汗をダラダラかいてしまいましたが(笑)、特別な体験をさせていただいて、ありがたかったです。

――ランクインしたアニソンの中で、「個人的No.1」は。

ウエンツ:『るろうに剣心』の「1/3の純情な感情」(SIAM SHADE)です。当時はSIAM SHADEさんやGLAYさん、L'Arc~en~Cielさんなど人気バンドもアニソンを手掛けられていたので、それがきっかけとなって学園祭でバンドを組むのがブームになっていて……。アニメが子どもたちの人生を変えるほどのムーブメントを作っていた印象が強いんです。僕も当時、中学生だったんですけど、アニソンやアニメの影響を受けまくってバンドを組んでベースを担当しましたし、『SLAM DUNK』の影響でバスケもやりましたし、『みどりのマキバオー』を見て「騎手になる!」とも言っていました(笑)。

せいや:『炎炎ノ消防隊』の『インフェルノ』(Mrs. GREEN APPLE)はマジでシビれますね! 少年ジャンプ系のアニメは全部見てますけど、中でも『インフェルノ』は久しぶりにグッときたアニソンです。絶対飛ばさんオープニングから引き込まれて、最後まで聴きたくなる! アニメの世界観にピッタリですし、熱い曲ですね! 今日も改めて「すげぇなぁ!」と、胸が熱くなりました。今も燃えてます(笑)。

粗品:『BEASTARS』の『怪物』(YOASOBI)ですかね。あの曲はエグいなぁ……。Ayaseさんは本当にスゴいですね……。実はあの曲、2回目のサビのキーがサビに聴こえへんくらい、めっちゃ低いんですよ。しかも、ものすごい回数、転調する曲なんですが、めちゃくちゃいいんですね! ミュージックビデオも曲と合っていて、最高です!

花澤:『ポケットモンスター』の『めざせポケモンマスター』(松本梨香)です。私は『ポケモン』世代ド真ん中。主人公のサトシと同じくらいの歳にアニメ放送が始まったので、自分のことをサトシだと思いながら見てたんです(笑)。今ちょうど、私もアニメの『ポケモン』にレギュラー出演させていただいているのですが、サトシと掛け合った瞬間「すごい! あの頃に戻った!」って感動したんですよ。そんな経験も相まって、特別な曲ですね。

――視聴者へのメッセージを。

ウエンツ:僕ら出演者は2021年と1995~2000年の第1位を予想してフリップに書いた上でランキング結果を見守っていったんですけど、ぜひ皆さんにもそうやって楽しんでほしいです。親世代と子ども世代が一緒になって盛り上がれる内容なので、ぜひ家族で楽しんでもらいたいな、と思います。

せいや:皆さんに今から宣言しておきます。ヒノカミ神楽(※『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎が父から受け継いだ厄払いの神楽と、それを舞うための呼吸法)が出ます! 素晴らしい映像で見ることができますし、必見です!!

粗品:まず、ランキングの算出方法に番組のオリジナリティーがあるんです。CDの売上ランキングや、カラオケのランキングなど、いろんな集計を総合したランキングになっているので、ベタな曲はもちろん、「あ、この曲が入ってくるんや……!」みたいな面白さもあります。あと、地上波初公開の映像や秘蔵ライブ映像など、貴重な映像もいっぱい放送される! 収録しながら「この番組、すごい頑張ったなぁ!」と思いました。皆さんもぜひ、貴重な映像と共に音楽を楽しんでほしいな、と思います。

花澤:この番組に出演することが決まったときも、自分が好きだったアニソンをいろいろ聴き直したり、その当時の自分を思い返してみたりして、すごいエモい気持ちになったんです! 皆さんもきっと、自分がハマったアニソンを思い浮かべて歌ってみたりすると、懐かしさや今に続いてるものなど、いろいろ考えることがあると思います。ぜひ楽しんでいただきたいです。