V6の三宅健が、15日深夜に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)に出演。12日に解散を発表してから初の放送で、自身の思いを打ち明けた。

2019年の春頃から、これからのアイドル活動を考え、解散に向けて話し合いを続けてきたというV6。三宅は、「もちろん30年、40年続いてたら、そんな幸せなことはないし、そんなすごいことはないと思いますけど。みんながヨボヨボになってまでやってることが果たしていいのかなって。ジャニーさんが作ってくれたものを、一番きれいな形で大切な箱にしまえるのかなっていうことを思ったり」と、解散に至った経緯を説明。

「ジャニーさんが作ってくれたこのグループが、僕は本当に大好きだし。一人も欠けることなく25周年を僕たちが迎えられたっていうのは、ジャニーさんにとっても喜んでもらえてるのかな? なんてことも思ったりしていて」と、故・ジャニー喜多川さんへの思いも語りつつ、「25年でどれだけの人に出会ってきたのかを考えると、V6を四半世紀やってこれたのは、本当に自分にとって誇りだと思ってる」「同じ時代にみんなに出会えたことは、自分にとって奇跡的なことで宝物」と、感慨深げに振り返った。

一方で、三宅は、「25周年も本当だったら、みんなに会えるはずだったんだけど、このコロナ禍で会うことは叶わなくて……。30年、40年と、V6が続くであろうと思って、みんな楽しみにしてくれてただろうし。その希望を叶えてあげられなかったから、それが自分としては悲しい」と、予想だにしなかった状況に対する悔しさも吐露。デビュー26周年を迎える今年11月1日の解散に向けて、アルバムのリリースやコンサートの開催を示唆しながら、「とにかくみんなと最高の思い出にしたいし、最高の時間にしたい」と意気込んでいた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。