亭主関白に鬼嫁、ズボラだったり几帳面だったり、それでも仲良しだったり…。パートナーとの関係性って色んな形があると思うのですが、インスタグラムでは「サイコパスな夫」というちょっと変わった? 旦那さんの日常を描いたマンガが話題になっていました。

それが、こちらのポンコッちゃんさん(@jisedai.fuufu)の投稿です。

期待したら、なんて酷いことを。知能レベル
(@jisedai.fuufuより引用)

本人を前に、真顔で「レベルの低い人」と定義づけた旦那さま。まごうことなき、なかなかのサイコパスですね。読者からは、「ぐふふ。キツイけど、くすっと笑える」「私ポンコツのポンってリアルに夫に呼ばれてます」といったコメントが寄せられていました。

作者であるポンコッちゃんさんにお話を伺いました。

―― サイコパスな旦那さまのことをおしえてください

ポンコッちゃんさん:頭の回転が速い人で、毎回決断がはやすぎて色々とついていくのが必死です。先日引っ越しをしたときにも、物件探しから引っ越しまで約二週間で決まり、わたしはかなりテンパってましたが向こうは涼しい顔して業者手配などを淡々とこなして余裕な表情でした。でも、あとから振り返っても彼の判断は大体間違うことがないので、頑張ってついていっています。

また、毎朝オンライン英会話すると決めたら、どんなことがあっても毎朝英会話をしてそれをもう200日以上続けています。一度動画編集をやり始めたら、10時間とか机に向かい没頭していることもあります。疲れる、大変という言葉は聞いたことがありません。私には真似できないので、本当にすごいなぁと尊敬しています。

―― それにしても、歯に衣着せぬストレートな物言いに衝撃を受けました

ポンコッちゃんさん:最近は、人の心に寄り添うことを学んできています。出会った当初はまるでAIのように「なぜ僕が君に時間を使うの?」などと衝撃的な発言が多かったですが、最近は「そうだね」「ごめんね」「ありがとう」など声をかけてくれるようになりとても嬉しいです。

―― 旦那さまもポンコッちゃんさんに少しずつ影響されているのかもしれません。ちなみにご本人は、「サイコくん」という形でこちらの漫画がアップされていることはご存知なのでしょうか?

ポンコッちゃん:はい、知っています。元々は会社の部下の女の子たちに「サイコパス」という愛称で呼ばれていたことをヒントにこのアカウントが生まれました。

―― なるほど。漫画を見てどのようにおっしゃっていますか?

ポンコッちゃん:彼もこの漫画を見て笑っています。最近は気が付けば夫婦の日常の会話ネタにもなっています。

―― 読者からのコメントなどの反響について、率直なご感想はございますか?

ポンコッちゃん:意外とサイコ君の言動に共感される方もいらっしゃって、「わたし(僕)もサイコかも」というコメントをいただくこともあり驚いています。漫画のキャラクターとして、愛着もって頂けていることは大変光栄です。こんなご時世なので、皆さんがクスッと笑ってくださったり、夫婦の会話のネタにしてもらったり、「こんな自由な結婚生活もありなんだな」と結婚に前向きなイメージを持って頂けたりしたらとっても嬉しいです。


そんな二人は結婚5年目だそう。ズバッと切れ味の良い一言を繰り出すサイコさんですが、お話を聞いているとお二人の仲睦まじい様子が目に浮かんでくるようです。