アッテルは3月9日、「2021年人事異動に関する調査」を発表した。調査は1月29~2月2日、人事・採用担当者300人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「2021年前期の人事異動の予定がありますか」と聞くと、「ある」(61.3%)、「ない」(25.3%)、「分からない」(13.3%だった。

  • 2021年前期の人事異動の予定がありますか

そして、「異動・配置はどんな理由で行われることが多いですか(幾つでも)」と聞いたところ、「各個人の能力を引き出すため」(52.7%)、「部署のニーズに人材の能力をマッチングさせるため」(45.7%)、「各個人の異動の希望を叶えるため」(35.3%)、「上長・チームと個人の相性を最適化するため」(29.7%)、「他部署の配置転換のリソース調整のため」(28.7%)、「売り上げの増減によるリソース調整のため」(18.7%)、「機械的なローテーション」(11.7%)、「その他」(2.7%)となった。

  • 異動・配置はどんな理由で行われることが多いですか(幾つでも)

また、「データに基づいて客観的に最適な異動・配置ができているか」と尋ねると、「できている」(33.3%)、「できていない」(65.0%)、「その他」(1.7%)という結果に。

  • データに基づいて客観的に最適な異動・配置ができているか